第27話「すべてのはじまり2009」【仮面ライダージオウ】
ソウゴと飛流が巻きこまれた2009年バス事故の真実。ゲイツリバイブと白ウォズに対抗するために、黒ウォズがとった行動とは?
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お題箱の返信
最初に、お題箱の返信をさせてください!
ネットニュース見ましたか? ルパパト、ギャラクシー賞 受賞! 戦隊初の快挙ですって!
そうなんです!なんと快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーが、放送批評懇談会が選定する「2019年2月度ギャラクシー賞月間賞」を受賞したんです!!!!この賞にスーパー戦隊シリーズが選ばれるのは初なんです!!!!!すごい!!!拍手!!!!!!
な、なんとルパパトが2月度のギャラクシー賞月間賞に選ばれましたー🎉🎉https://t.co/OI2DABsFn7
ファイナルライブやVシネマでも、まだまだルパパトのこと応援してくださいね!#ルパパト#まさかの#ギャラクシー賞#ありがとうございます
— ルパンレンジャーVSパトレンジャー (@lupin_vs_pat) March 20, 2019
「『特撮モノ』の枠を超えた見応えのある人間ドラマ」が評価されたようです。本当にすごい・・・いやだってさ、人間ドラマすごかったもんね。ルパパトが素晴らしい作品だったとはっきりと判断してもらえたのが嬉しい。
そしてこのニュースをわざわざわたしにお伝えしてくださった方、ありがとうございます!好きです!!!!!!(重い)
ゲイツリバイブに変身するリスク
ジオウと戦うゲイツリバイブ。しかしゲイツリバイブへの変身はリスクを伴うことが判明する。ゲイツリバイブによる剛烈のパワーや疾風のスピードは、ゲイツのウォッチが時間を圧縮したり引き延ばしたりすることで生み出されているため、それによってゲイツの体に大きなダメージを与えることになる。つまりゲイツは自分の命を削って戦っている。
高リスクだって言われてるし自覚もあるのに躊躇せずガンガン使うゲイツがまじゲイツって感じ。というかハイリスクハイリターンの逸品を装備するっていうのがもうゲイツっぽすぎてすごい。語彙力皆無になっちゃう。
ハイリスクにもかかわらずゲイツがゲイツリバイブに変身し戦う理由。それは自分がぐずぐずしていたせいでツクヨミを凶行に走らせてしまった(と思いこんでいる)から。ソウゴを倒すために手を汚させた上に無関係の人々の命を奪わせてしまった。
私たちにとっての救世主
ゲイツリバイブとして戦い続けるゲイツの元に白ウォズが来て言った言葉。
「君はまさに救世主だよ。ただし、私たちにとっては・・・だけどね」
ンンン~~~~この言葉の含み~~~~~~~!!完全に何か裏がある~~~~~~!!白ウォズが来た未来のことは誰も分からないわけだけど、21話で「ゲイツリバイブが救世主となった未来はどのようものか」という質問に対して「まるで時間が止まったかのような平穏」と答えていたこともあり、ゲイツリバイブの未来は全人類にとって平和な世界ではないのだろうなと推測される。もっと言うと、白ウォズ(が所属する組織)に利益がある世界になると思われる。
そもそも2019年(にあるであろう)のオーマの日以降も、少なくとも2022年の時点で仮面ライダーを必要とする世界なわけだし、完全に平和ってことはあり得ないんだろうなあ・・・ゲイツがこんなに命を賭けて築いた未来にも絶望が待っているとか・・・気が重い。
というか今更気になるんだけど、未来のライダーたちは2019年のゲイツに会っても何も感じなかったのだろうか。オーマジオウを倒した救世主なのだから顔と名前くらいは知っていたりしなかったのかな。「あのゲイツリバイブさんじゃないですか!!」って反応しなかったの、演出上なのか、もしかしてゲイツリバイブの存在を知らないのか・・・
白ウォズはゲイツの命なんかなんとも思っていないんだろうなあ、利用して終わりなんだろうなあ・・・
バス爆発事故の真実
27話にて、2009年に起こったバス事故は一体何があったのか、真実が判明した。
スウォルツの目的
問題のバス事故はスウォルツが引き起こしたものだった。スウォルツ曰く「2000年生まれの子どもたちの中に、王になる資格を持つ者がいる」。なので死を賭けた試練を受けてもらう、と。
あの事故に巻きこまれスウォルツに未来に連れていかれた子どもは全員で8人、男子だった。王の候補者だったんだね。しかし報道では、生存者は2人、ソウゴと飛流のみ。他の6人は今後登場するのか、もう亡くなってしまったのか、行方不明のままなのか。死を賭けた試練って、何をやったんだ。ソウゴはその記憶が無い(あるいは夢の話だと思っている?)ようだけど、飛流は覚えているのだろうか。
そもそもソウゴはバス内でスウォルツにつかみかかっているがその記憶はない。都合よく記憶が消去されているのか?ソウゴ、とても勇敢な子なのね!あんな怖い顔の大人(←)にくってかかれるなんて、つよい・・・
あのスウォルツ、15話でソウゴの夢に出てきた男の服装と似ているけれど・・・ツクヨミのことを知らない(2009年で初めて会ったと言っているし)ので、タイムジャッカーとして活動する前のスウォルツらしい。2009年当時のスウォルツということ?
結局は、スウォルツが諸悪の根源かよ!!!!
明かされる真相
飛流やゲイツが目撃した「2009年のバス事故直前に発砲したツクヨミ」。実際は、スウォルツに抗議するソウゴを守るために発砲したものだった。事故はツクヨミが起こしたものではなく、バスに突然乗り込んできたスウォルツによって起こされた。これが事故の真相だった。
ツクヨミ・・・口では「ソウゴは最低最悪の魔王になると決まった」と言って割り切った行動をしていても、いざ目の前でソウゴが危険な目にあったら咄嗟に助けてしまうんだよ・・・やっぱりソウゴのことを大切に思ってくれているのかと感じて胸がいっぱいになった。そもそもツクヨミが2009年に向かったのは「事件の真実を探るため」だから、その場でソウゴを倒そうとか思っていなかったはず。
門矢士の目的
現時点では何も分からないけれど、どうしてあのバスに乗っていた(しかも運転手!)のか。間違いなく何かを探る目的があったのだろうけれど、スウォルツと仲間関係ではないようだし。次回は次回で海東が出てくるし、これなんてディディディディケイド??
26話終了時点での27話予告で士が運転手で映ってるのを観たときはどうしたものかと頭を抱えたけれど、バス事故の原因は士ではなかったのね。あれは本当に制御不能だったようす。疑ってごめんね?
「叱らせてもらうよ」
ゲイツの呼び出しに応じ外出しようとするソウゴに、順一郎おじさんが声をかける。このおじさんの叱責がほんとに泣けた。2周目をひとりで見てたら泣いてしまった。おじさん、本当にソウゴのことを大切に考えてくれている。おじさんのこと疑ってごめん。この人も実は悪い奴なんじゃないかって考えてごめん・・・(全部エボルト1)仮面ライダービルドのせい)(あとコグレさんもごめんね、結局普通に良いおじさんだったね)
生瀬勝久さんのお芝居がまた良いんだわ。わたしこの方はずっと矢部謙三2)トリックのイメージだったけど、もうすっかり順一郎おじさんだわ。あまりにもこのシーンが響いたので、ほぼ原文をメモしてしまった。
「言うべきか言わないべきかわかんないけど、言うよ。おじさんね、ソウゴくんと一緒に暮らしてて1つだけ後悔してることがあるんだ。おじさん、ソウゴくんを叱ったこと一度もなかったよね。もっとちゃんと叱っておくべきだったんだ。自分の勇気のなさが情けない。正直ね、ずっと、どうすればいいかわからなかったんだ。両親を亡くして一人残されたソウゴくんにどう接していいのか、どこまで踏み込んでいいのか・・・。だけど、2人がいなくなった今こそ勇気を出すチャンスかもしれない。だから、叱らせてもらうよ」
「寂しいんだろ?ゲイツくんとツクヨミちゃんがいなくなって。寂しい時くらい大丈夫なんて言わないでちゃんと寂しいって言いなさい!寂しい時に寂しいって言えない人間なんて、人の痛みがわからない王様になっちゃうぞ」
王様になりたいソウゴのことはここでも否定せず、あくまでも「良い王様になれないぞ」という切り口で叱る順一郎おじさん。良い王様になるためには寂しさを認めるべきだ、って叱り方がもうしんどい。ああまた泣きそう。おじさんもソウゴとの距離感が分からなくて悩みながらお世話してたんだなあ。一見飄々としてるように見えて、すごく考えてたんだなあ。
黒ウォズとウールの作戦
黒ウォズは「このままだと白ウォズの望む未来へ進んでしまう」ことを危惧し、タイムジャッカーのオーラとウールに協力を要請する。一度は追い返される黒ウォズだが、のちにウールと協力し、白ウォズから仮面ライダーウォズの力を奪う計画を実行する。
ウールは自分たちの行動に疑問を持っていた。「僕も知りたいんだ。僕らの過去や現在に本当は何があるのか、この先の未来に何が待っているのか・・・」ウールはウールなりに考えているんだよね。
黒ウォズとウールの計画は、
- 飛流にブランクのライドウォッチを渡し、仮面ライダーウォズの力を奪わせる
- ウールが白ウォズを挑発し、飛流から仮面ライダーウォズの力を奪い返すようにけしかける
- 仮面ライダーウォズの力が移動した隙を狙って黒ウォズが力を奪う
というもの。この作戦は、白ウォズが仮面ライダーウォズの力を奪い返す際に未来ノートにどのように書き記すかが問題なので「イチかバチか」と言っていたのは「力が戻る対象」について「白ウォズ」と限定するか「ウォズ」とだけ記述するかが賭けだったから。実際に白ウォズが書き記した内容は「仮面ライダーウォズの力、ウォズのもとに戻った」だったので、黒ウォズのもとに戻ることも可能になった。
まあ白ウォズ的には自分はウォズ以外の何者でもないのだからただ「ウォズ」とだけ指定するだろうと推測し、未来ノートの未来操作能力を逆手にとった作戦。まさに奇策!面白い!!
今まで優位に立っていた白ウォズは一杯食わされて憤怒してしまったけれど、それで一瞬目を逸らしたために黒ウォズたちに逃げられてしまった。
それにしても「仮面ライダーウォズの力、確かにウォズのもとに来た」「ウォズが君一人だと思うな」って、普通に考えたら面白い台詞だな・・・ほんと、ウォズが2人存在することを利用した未来ノート攻略だよ・・・
ゲイツとソウゴを戦わせるわけにはいかない黒ウォズは自ら仮面ライダーウォズに変身し、ゲイツリバイブを止めるために戦う。
一方ソウゴは、ゲイツとの決闘に向かうが・・・?
まとめ
ゲイツが黒ウォズに向かって言った「おためごかし」って聞いたことがなくて調べちゃった。「人のためにするように見せて実は自分の利益を図ること」だって。ガチで知らない単語だった・・・
わりとどうでもいいんだけど、最後ソウゴが乗ってたバイクを見て夫が「ニンジャ250Rじゃない?」って言ってたんだけど、そうなんでしょうか。わたしにはさっぱり分かりませんが、有識者の方がいらしたらぜひ教えてください。
>>28話感想考察:ソウゴとゲイツのゴールとは・・・2人の絆に涙。クジゴジ堂に帰ろう【仮面ライダージオウ】
>>26話感想考察:ゲイツリバイブ爆誕!加古川飛流の目的は?ツクヨミは2009年のバス事故に関係している?【仮面ライダージオウ】
脚注
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