第20話「ファイナルアンサー?2040」【仮面ライダージオウ】
仮面ライダークイズ編後編。主水は父親から答えを受け取ることができるのか。主水の記憶の謎!?
仮面ライダークイズとアナザークイズが共存できた理由
堂安主水が変身する仮面ライダークイズとアナザークイズが同じ時代に共存できた理由。それは主水が「2040年の未来から連れて来られた」かららしい。
そもそもアナザークイズを誕生させるには、オーラが2019年に来たクイズの力をどこかのタイミングで奪ったはず。本来のルールならばその時点で歴史が変わり主水は仮面ライダーではなかったことになる。しかし「白ウォズが仮面ライダー資格者を2019年に連れてきた」という事実が存在する以上は主水が仮面ライダーでなかったことにはならないため、歴史が変わることもなく、主水の記憶もなくなることもなかった。ということ?
とにかく主水が未来から来た時間旅行者だったから起きたタイムパラドックスにより、仮面ライダークイズとアナザークイズが共存できたということらしい。
自分が19~20話を理解できているのかが分からないんだけど、白ウォズと主水の本来の計画は、2019年に来て父親に「母を愛していたかどうか」を確認するためで、白ウォズはその主水の気持ちを利用し2019年におびき寄せ、そこでゲイツにクイズの力を奪わせる(=クイズミライドウォッチを手に入れる=ゲイツリバイブへの未来が近づく)のが本当の目的だった。しかし2019年でアナザークイズが誕生してしまって・・・ということでいいのだろうか。
気になるのが、なんでオーラちゃんは2019年にいる仮面ライダーの力で2019年にアナザークイズを誕生させたんだ?本来は「現在の時代に存在しない仮面ライダーの力を元にしたアナザーを誕生させることによって、アナザーを倒すことのできる唯一の存在を排除している」はず。なのに2019年にいる仮面ライダーのアナザーを誕生させたら、そのまま直行で倒されてしまうではないか。
オーラちゃん的にはとっておきだったらしいけど、もしかして、仮面ライダークイズのタイムパラドックスを考慮できていなかったのかしら。確かに、2019年で主水が仮面ライダーでなくなったら2040年の主水も仮面ライダーではなくなるので白ウォズがクイズミライドウォッチを生成することはできなくなり、ゲイツやツクヨミが仮面ライダークイズである主水に接触したくてもそもそもゲイツリバイブに進む未来には干渉できないので同じくウォッチは手に入らない。それが狙いだったのかな?しかし実際はタイムパラドックスが優先されて主水は仮面ライダー資格者のままだった。それが誤算だった・・・のか?
2040年でクイズの力を奪った上で2019年でアナザークイズを誕生させればよかったのか?タイムジャッカーってゲイツリバイブの未来に干渉できるんだっけか。スウォルツさんは2022年でシノビの力を奪って2019年に持って来ていた(それをウールに渡す)けど、オーラちゃんもできるのかな。ゲイツやツクヨミが干渉できない未来から、未来の仮面ライダーの力を奪いまくって2019年で使いまくれば、いつかは成功(王の擁立の日までアナザーが生き延びる)すると思うけどなあ。アナザーシノビが倒されたのは、ざっくり言ったら偶然じゃん。シノビミライドウォッチが生成されたのは蓮太郎がソウゴの説得を聞き入れたからであって、そんな正攻法での解決が毎回起きるとは限らないのだからガンガン試していけばいいのにね。と元も子もないことを考えてしまう。まあ白ウォズに倒されてしまう可能性があるけどね。
お前の意志を変える気はない
ゲイツ・・・良い子・・・・・・そもそも、主水が記憶を失ったら父親の本当の気持ちを確認できなくなるから倒すのを躊躇するなんてやっぱり良い子じゃん・・・白ウォズに乗せられることもなく、仮面ライダークイズを倒す以外の方法で解決しようとする。はああ良い子。
でも実際、クイズミライドウォッチがないと完全にアナザークイズを倒すことはできないんだよなあ。主水がアナザークイズの変身を解かせて問題を出し答えさせる、までサポートしてやろうということだったのだろうか。もしそれで父親からアンサーが出たとしても、その記憶を2040年に持ち帰るには仮面ライダークイズのままでいなくてはいけなくて、そうすると2019年のアナザーを倒すことはできなくなり・・・どうするつもりだったんだゲイツ!戦いの中で勝機を探すつもりだったのか!?結局は無理やりに白ウォズにクイズの力を奪われてしまったわけで、タイムパラドックスによる記憶の保持が起きなければゲイツの作戦は失敗だったんだぞ!詰めが甘いというか、偶然に助けられただけのように感じる。
ただ・・・具体的な解決策がなくても、主水の意志を尊重して他の打開策を模索する、そんな優しいゲイツは好き。
黒ウォズ・白ウォズの思惑
今回の仮面ライダークイズ編で両ウォズがやりたかったことは、
黒ウォズ:未来の仮面ライダーの存在自体が「ゲイツリバイブの未来=黒ウォズの望まない未来」の結果なので、未来の仮面ライダーを消すことで自分が望む未来へ進むように修正したい
白ウォズ:ゲイツリバイブの未来に必要なクイズの力を奪いたい
だと。前回のわたしの頭はポンコツだったので、19話の時点でこれが既に分かっていなかった。ちょっとルパパトで忙しかったもので。
黒ウォズはソウゴを使い、白ウォズはゲイツを使い、自らの望む未来へ進むために、目的は違えども同じ結果「仮面ライダークイズを倒す」を目指した。が・・・それぞれの主君は言うことを聞かないようで、結局ソウゴもゲイツも主水を倒す気はないという意見だった。ンンン思い通りにいかない主君ね!!!!
正解だと信じる
最後の主水から父親への問い、良かったよねえ・・・。どういう設問にするんだろうと思っていたけど、マルかバツかで答える問題ではなかった。仮面ライダークイズ自体はポップなノリなのに、話はビターだった。父親の反応からして、主水はやっぱり2019年には生まれていたんだな。
歴史を変えるのではなく、ただ正解を求める仮面ライダークイズ・・・かっこよかったです・・・
まとめ
次回からはまさかの龍騎編。というかリュウガ編!スピンオフも控えているし・・・すごいぞ龍騎・・・
>>21話感想考察:龍騎(リュウガ)編!ミラーワールドのもうひとりのソウゴ【仮面ライダージオウ】
>>19話感想考察:仮面ライダークイズ編スタート!オリジナルのライダーとアナザーが共存する!?【仮面ライダージオウ】