第15話「バック・トゥ・2068」【仮面ライダージオウ】
ついにレジェンドライダーによる○○編ではない、オーマジオウ編が開始。ソウゴは2068年のオーマジオウと出会ってしまう。
第一部の終わりが近づく
公式によると、次回16話でジオウの第一部が終わるらしい。16話が終わり、ジオウの物語がついに動き出す。
15話、ご視聴ありがとうございました。
ご覧いただいた方はお感じかと思いますが、次回16話は、ある種の最終回。
平成ライダー20作記念 & 平成ライダー最終作として迎える、平成最後の年末。否応なしに、いったんの幕が引かれます。
最終回というと縁起悪いので、「第一部・完」と言いなおしましょうか。いずれにしても、9月からスタートした『ジオウ』最大のクライマックスを迎えます。公式サイトより引用
ソースは分からないけど、前に誰かが「レジェンドライダーが多数出演するお祭り状態は年内で収束する」ようなことを監督(か脚本家)がインタビューで言っていたらしいけど、こういうことなのね。
ゲイツ→ソウゴ
冒頭(というか朝っぱら)からゲイツはソウゴに襲い掛かる。武器はフランスパンで・・・と思いきや「やつ(士)にお前が倒される前に、俺がお前を・・・」などという台詞を・・・え・・・さすがにこのまま告白するかと思った・・・(違う)
ゲイツは「今からでも遅くはない、ベルトを捨てろ。そうすればお前がオーマジオウになることはなくなる」と諭す。完全に絆されている。解決方法が「倒す」じゃなくて「ベルトを捨てる」に変化しているあたり、ゲイツはソウゴを倒すことが辛いところまできている。(この後の展開によって、ゲイツの「ベルトを捨てろ」の台詞がより重みというか意味が増すんだけど)
ゲイツはツクヨミに「やつが最低最悪の魔王になるわけがない」と考え出した自分がいた、と語る。監視という名目でソウゴを間近で見てきた中で、ゲイツの信念を変えてしまう程のソウゴの行動。しかしそんな甘い態度ではいけない、と再度ジオウを倒す決心をするゲイツ。ツンデレ属性で、自分のデレを自覚して認めるタイプって珍しい気がする。結局、自分が「ソウゴを倒したい」のではなく「最低最悪の魔王になるのを止めたい」という気持ちに傾いていたことを、ゲイツ自身も気付いていたし認めたんだね。
2068年へ行く
ディケイドの能力により、2068年に送り込まれるソウゴとツクヨミ。荒廃した世界を目の当たりにし、更に2068年の自分に出会う。
公式で「やはりオーマジオウは未来のソウゴだった。」と書かれているので、オーマジオウ=未来のソウゴは確定なんだね。オーマジオウは別人なのか、他の人物が何か企んでいるのか、とか色々考えたりもしたけど。アナザー○○がいるんだから、アナザージオウはいないのかな・・・
オーマジオウはソウゴに「そのベルトを捨てろ。そうすればお前が私になることはない」と言った。これは直前にソウゴがゲイツに言われていた言葉で、つまり「2018年のソウゴの記憶がある=自分自身」であることの証明でもあるし、ここで捨てた(破壊)としても最終的にはオーマジオウになってしまうという自身の経験からくる自信のあらわれなのかと解釈した。捨てても破壊しても何らかの方法でオーマジオウになってしまうからこそのあの発言なのかな、と。逆に絶望みが増すよね。
私こそ最高最善の魔王
オーマジオウはソウゴに向かって「私こそ最高最善の魔王」と言っていて。ソウゴがずっと言い続けていた「最高最善の魔王になる」という信念を、2068年のオーマジオウも抱いている。オーマジオウは最低最悪の魔王になろうとしてなったわけではなく、最高最善の道を選択し続けた結果、民から見たら「最低最悪の魔王」になってしまったのかもしれない。
自分が目指す目標のために最高最善の行動をしていたつもりが、全てオーマジオウへの覇道を歩んできてしまった。そんな自覚をさせられる展開。善意があろうと何だろうと、自分の行動は全てオーマジオウに繋がってしまう。そりゃ絶望しますよ。
ダイマジーン・カッシーンの登場
新しい刺客、ダイマジーンとカッシーンが登場。大魔神と家臣ってことか!カッシーンは、
オーマジオウが2018年に送り込んだ兵士。
完全自律型AIを搭載し、与えられた使命を忠実に実行する。公式サイトより引用
らしい。AIなのね・・・家臣といいつつ量産型の雰囲気。なぜオーマジオウはゲイツとツクヨミを葬ろうとしたのか。なぜ2018年にダイマジーンを送り込んだのか。ジオウの話が動き出してるううううう!
まとめ
今回のウォズは結構グイグイきてたね!自分の推しと推しが出会うとか大興奮だよね!わかる!!←
そして放送後に知らさせる、年明けに3号ライダー・・・ウォズが・・・
⌚⌚3人目の仮面ライダー現る⌚⌚
3人目の仮面ライダー、仮面ライダーウォズが登場することをお知らせするジオ〜。新年一発目、1月6日(日)放送予定のEP17『ハッピーニューウォズ2019』が待ちきれないジオ!https://t.co/FviFH2eDQ4#仮面ライダージオウ #仮面ライダーウォズ #ジオジオ #ジオウ pic.twitter.com/95bH4TR0Xd
— 仮面ライダージオウ (@toei_rider_ZIO) December 16, 2018
まさかの・・・とまでは言わないけど、それにしても結構前半で変身するんだね!という印象。もっと後半で出てくるのかと思ってた。それにしても仮面ライダーウォズって・・・また自分の名前付けるの?こうなってくると、なぜソウゴは仮面ライダーソウゴじゃないんだと思い始めてしまう。
推しが物語の途中から仮面ライダーに変身するの、かなり興奮しますね・・・!変身するのが前提の登場ではない人物がライダーの資格者になるっていうのが好き。
今更だけど、30日って放送ないよね。年明け一発目が17話らしいからね。
>>16話感想考察:ジオウ第一部・完!魔王を諦めるソウゴ!?そのときゲイツは【仮面ライダージオウ】
>>14話感想考察:幽体になったソウゴの運命は!?唐突なマコト兄ちゃん。タケル殿の破ァ!【仮面ライダージオウ】