36話「爆弾を撃て」【快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー】【ルパパト】
咲也回であり圭一郎回。圭一郎の良いところを余すところなく表現した神回だった・・・。
うっかりミスを誘発する攻撃
冒頭、ギャングラーとのバトルで「つんつくつん」の特殊攻撃を受けてしまう咲也。このくちばし攻撃に当たると、うっかりミスを誘発してしまう人間になってしまい、咲也もうっかりミスを連発しギャングラーを取り逃がしてしまう。
今回のギャングラー怪人はペッカー・ツエッペリン。あのうっかり誘発攻撃はうっかりクチバシュートというらしい。この大堀こういちさんは人間態と怪人の声の両方の出演ということかな?
ねえwwwwwww 今回のギャングラー役の大堀こういちさん、なんか見たことあると思ったら、シャキーン!1)平日朝7時からNHK Eテレで放送している子ども向け番組のかんじない歌の人じゃんwwwwww 誰かwwwww この驚きを共有できる人wwwwwww
ペッカ―が持っていたのは「ロム・サージュ」という、頭が良くなるコレクション。優秀な科学者にこのコレクションを与えて、さらに優秀な頭脳にするのが目的ってことね。
この報告を受けた快盗は、
魁利「初美花に必要なコレクションだな」
初美花「うんうん・・・ちょい魁利、今のどういう意味?」
というやり取りをするんだけど・・・この2人のわちゃわちゃもさることながら、真ん中で透真が微笑みながら2人のやり取りを見守っていて・・・圧倒的保護者感・・・!!この透真の表情をうっかり観ていない方はぜひ該当箇所を見直してほしい。ほんとに保護者感が出ていて今日イチの透真がそこにいるから・・・!!
怒りの感情が静まるネックレス
圭一郎に叱られて落ち込む咲也は「怒りの感情が静まる」というネックレスをもらう。さっそく圭一郎につけると効果は絶大だったが・・・
このネックレスをつけるために黒インナー姿になる圭一郎・・・ウウッ(鼻血が出そうになり思わず鼻をつまむ)
ジャケットを着ると首のネックレスが見えなくなるからという理由があるものの、夏でも開かなかった圭一郎のファスナーがこれ見よがしに開いていて・・・わたしは・・・・・・こんなにもインナーに感謝する日がくるとは思ってもみなかった。支給品のロゴ入り黒インナー・・・ありがとう・・・・・・
咲也が、圭一郎が怒るようなことをしでかしても、ネックレスの効果で怒りが静まる。特にお茶をぶっかけるところはクリティカルヒットすぎて爆笑したわ。咲也もよくあんなぴったりに当てたなあ・・・さすが狙撃の名手だなぁ←
クリティカルヒットすぎる
圭一郎の怒りはネックレスによって静められるわけだけど、咲也が「圭一郎のお菓子を食べたのはヒルトップ管理官だと伝えていたが、実は咲也だった」と白状したときに、圭一郎の怒りポイントが「食べたことは100歩譲っても、誰かに罪をなすりつける根性は許せん!」だというのが実に圭一郎イズム・・・。自分のものが取られたことよりも嘘をつかれたことよりも、自分の罪を他人のせいにすることに対して怒る圭一郎・・・
というか上記の咲也の発言、本編だけでは「本当は咲也が食べたのにヒルトップ管理官のせいにするために嘘をついたのを白状した」のか「食べたのは本当にヒルトップ管理官だが圭一郎を怒らせるために嘘をついた」のか判断できなかったけど・・・前者だったら社会人としてどうなんだ咲也・・・それともうっかりなのか??笑
咲也も自らネックレスをつけてみるも「でも僕、あんまり怒らないしなあ」とい言うのが、解釈一致100点満点の咲也です◎◎こんな温厚な咲也を激怒させた「高額な月謝」っていくらだったんだろう・・・(唐突なエアロビ懐古)
このネックレスが「怒りをエネルギーにして爆弾に送る装置」だと判明したときの圭一郎と咲也が・・・(ファスナーを下げる音)ってww すまん・・・のところ、圭一郎が目を閉じてて何か良かった。具体的に何とは言わないけど・・・何か・・・表情というか・・・
爆弾の場所をしらみつぶしに探す作戦で、咲也に留守番させずに連れて行く圭一郎。「おとなしく座っていて」と諭すノエルと対照的だった。ノエルはエンジニア気質だから効率重視なんだよね。対して圭一郎は、非効率でも遠回りでも、人の感情を優先するタイプ。場合によっては厄介な目に遭ってきた圭一郎のスタンスだけど、今回はこの考え方に咲也は救われたのかもしれない。
変わった三つ巴
ギャングラーを倒そうとする快盗と、爆弾の位置を聞き出すためにギャングラーを庇う警察、そして両者を倒そうとするギャングラー。意外な構図・・・。もっとも、ギャングラーを庇っているのはつかさだけどね。圭一郎がいたらできないかもしれないけど、つかさの臨機応変さだからこそできる作戦。つかさ先輩のうおおおおおお!っていうのかっこよかった!
つかさを庇ってペッカーに必殺技を浴びせる快盗。というか魁利・・・「よく分かんないけど、後は任せな」ってええええ!理由はよく分からないけど助けるって!快盗はギャングラーに対して復讐心があるから、警察が倒せないなら快盗が倒すのは不思議ではないけど!それにしても助太刀いいいいいい!
本当に警察が邪魔な存在なら、3号を倒すチャンス(放置してギャングラーに倒させてもいいし、快盗3人で倒したっていい)なのに、それをせずにむしろ助けてるんだから、快盗と警察の間にはもう絆が生まれ始めていますね・・・(次回また不穏な空気になるけど)
今回、つかさが1人という状況下で快盗に助けられたという出来事は、今後の関係に響いてくるのだろうか?つかさ先輩が覚えていてくれるといいんだけど・・・
ところでつかさを庇うようにして立ったレッドがマグナムぶっ放すとき、マントが翻ってレッドのボディが見えるのがサイコーだった・・・頼れる仁王立ち、プリケツ、何もかもサイコーなシーンだった・・・造形美・・・・・・
やっぱりマントって良いよなあ。今までのバトルでもマントかっこいい♡ってなったシーンがたくさんあったし、今週のジオウがウィザード編だからって少し見直したウィザードもマント翻しててかっこいい♡ってなったもん。マントが好きなんだな・・・
爆弾の受信アンテナを狙撃しろ!
咲也は、自分が受信アンテナを撃つことに対して「ペッカーのうっかり攻撃を受けているから外す可能性があるのであって、それがなければ当てることができる」みたいな言い方だったな。実際、咲也が撃つ直前にギリギリでペッカーが倒されてうっかり攻撃の効果が消えたから、ちゃんと当てられたし。まあどのみちあの受信アンテナに命中できたのは、咲也の腕前以外の何物でもないけどね!すごいね咲也・・・
圭一郎は「この距離では俺には無理だ!」と素直に自分の能力の限界を認めて、その上で咲也にしかできないと託すのがめっちゃ良き。良い先輩だよ。
今回の話には「褒められたいならどうしたらいいか」という教訓があって。圭一郎が出した答えは、褒められたいなら「先に他人を褒めよう」とか「褒められるようなことをしよう」じゃなくて「まずは自分自身を信じて行動しよう」なのが良すぎる。そうすれば結果はついてくる・・・みたいな。おいおい圭一郎・・・そのマインド、先輩として最高すぎるだろう・・・
月夜タワーに設置された爆弾の受信アンテナを見事に撃ち抜いた咲也に対して「ありがとう、お前がいてくれてよかった」と声をかける圭一郎。これは中盤にあった、咲也の「僕の目標は、戦力部隊に僕がいてよかったって思ってもらうこと」という台詞に対応しているんだけど。
この咲也の台詞を圭一郎が聞いていたという描写があるから、圭一郎は咲也が一番欲しい言葉を知っていたはずで、その上で「それ、最高の褒め言葉です!」と咲也に言わしめる適切な声かけをする圭一郎がな・・・褒めて伸ばすのが上手いというか・・・
確か2話あたりで咲也が「褒められて伸びるタイプです!」と発言した後、圭一郎が咲也の活躍を褒めるようになった、って演出があったんだよね。圭一郎って意識してるのか無意識なのか分からないけど、時に厳しく指導しながらも褒めるときは褒め良い部分は認める、みたいなのが自然にできていて、後輩育成に向いているのかもと思った。
ルパンマグナムスペリオル
ペッカ―撃退後、グッドストライカーがノエルと喜ぶあまり、巨大戦時に出動しない事態に。ノエルに「なんでここにいるの?」って顔されてたw
グッティが来ないので今回はルパンマグナムで応戦。2人のVSビークルも試してみようぜ的なノリで、ルパンマグナムの両腕に、ブルーとイエローのダイヤルファイターをカエマショータイムする!
ルパンマグナムに快盗の力も合わさったルパンマグナムスペリオル(命名:透真)が誕生。どういう原理で動いてるんだろうなあ、魁利の命令を理解しているし。まあルパンコレクションだから、あまり気にするなと、そういうことなんだろうな←
スペリオルとは「高次の」「優位の」「上位の」という意味。つまりルパンマグナムスペリオルは、ルパンマグナムの上位互換(強化系)的な意味かな?しかしそこは英語なのか。ノエルが命名したならルパンマグナムシュペリエルになってたな。エリクシールシュペリエル的な。
ルパンマグナムスペリオルとパトカイザーの合わせ技は、爆弾をギャングラーの金庫にぶち込んだまま宇宙で撃ち抜かれるというエグい演出。わたしが気になったのは!公式のストーリー紹介で!「ルパンレンジャーとパトレンジャーの協力によりペッカーを倒したのだった」と表現しているところ!!やっぱり公式的にも共闘だったのね!!!いいじゃん・・・共闘が増えてきたじゃん・・・ノエルの橋渡し役のおかげだよお・・・・・・
次回:強制帰宅ビーム
ま~~~た次回予告でとんでもない情報をぶっこんでくる公式よ。次回はクソギャグ回に見せかけたシリアスしんどい回だろ、知ってるぞ?ただのギャグじゃ終わらないんだろ?魁利の帰る家なんてない展開なんだろ・・・もう今から不安。次の日曜日のことが不安。どうしてくれるんだよ!!←
まとめ
今回は圭一郎回だし咲也回だし魁利×つかさ回だった・・・。咲也が怒られてシュンとしている姿が大型犬そのものだった。頭わしゃわしゃして褒め倒してやりたい衝動に駆られた←
今回もびっくりするくらい出番が少なかったノエル。次回出てくるの?ノエルの自宅公開はないっぽいし・・・
>>37話感想考察:強制帰宅ビーム!魁利の帰る家とは。圭一郎と魁利の絆は・・・【ルパンレンジャーVSパトレンジャー】
>>35話感想考察:コグレが3人に分裂!?タイムリミットは6時間!【ルパンレンジャーVSパトレンジャー】
脚注
1. | 本文へ | 平日朝7時からNHK Eテレで放送している子ども向け番組 |