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舞台『我らジャンヌ』感想考察【ネタバレあり】

末満脚本にすっかりはまったわたしは、TRUMPシリーズ以外の作品をコツコツ観ております。今回は「匠馬さんファンでTRUMP好きならこちらも観なさい!」とオススメされた「我らジャンヌ」!現在U-NEXTで配信されているので観てみました!

▽TRUMPシリーズの感想考察

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誰も死なない

観終わった直後の感想・・・「え?ハピエン?」「味方のメインキャストが死なない」

末満さんもハッピーエンドのお話を書くんだね・・・(失礼)。TRUMPと同列で考えていたわけではないけど、登場人物が死なず(解放軍の人たちは過去に亡くなっているし話中でも亡くなっているかもしれないが具体的な描写はなし)、主役が生き残っていて、しかも相手役と結ばれるハッピーエンド・・・末満作品の中に視聴者が頭を抱えない、そんな世界があるのかと知った日だった。(TRUMPシリーズの絶望に飼い慣らされすぎ)

ゲキハロは、別に絶望するばかりの話じゃないってことなのね。

話の雰囲気が絶望に支配されず、終始希望に溢れていたのも印象的。途中、解放軍(ジジ側)に押されムードや敗北ムードも漂うことはあったものの「それでもやってやるぜ!」感が強かった。というか敗北ムードが漂っても、それはまだまだ絶望とは言いませんなあ・・・。本当の絶望ってのは、避けることも退くこともできない「退っ引きならない」状況に陥ってからが本番だって、TRUMPシリーズで学んだから←

なんていうか、TRUMP脳だと、最後はジジは再び火あぶりエンドだし、解放軍やメスの村人達は全員粛清だよね。それでいて輪廻するから悲劇は繰り返されるって塩梅よね←

自信がなさそうなジジと、儚げなジジ

菅谷梨沙子さんのジジは、町の地味な花売り娘で自分に自信がなくて、いっつもオルガに頼っている感じがすごく出ていた。前半のお芝居に自信のなさがはっきりと出ているから、ジャンヌになった後の堂々としている感が良かった。

和田彩花さんは儚いお芝居が得意なのだろうか、スノウ1)舞台「LILIUM」を思い出すような儚くて透明感のあるお芝居。す、好き・・・。幻想のジャンヌダルクはあまり存在感がない方がそれっぽいと思ったので、和田彩花さんのジャンヌの方が好みだった。本当に実体がないような儚さが良かった・・・

TRUTH/REVERSEシステムは、どうしても最初に観た方を「TRUTH」だと感じてしまうなあ。オルガの姉御肌も、最初に観た高身長の熊井友理奈さんが合ってるように思う。というかピエール・ジャックの妹ルネが182cmって!!しょうまでさえ174だっつーのに・・・

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ピエール・ダルク

匠馬さんはもう、プロだから・・・ほんと、かっこよくて・・・匠馬さんが出演してるのは知っていたし「我らジャンヌ」を観た理由の半分2)もう半分は末満脚本を感じるためなんだけど、やっぱりね、舞台俳優としての彼が一番素敵だなって思うよね。輝いてる。

匠馬さんが出てきたとき、かっこよすぎて「ヒッ・・・・・・」ってなったよね。今から5年前の舞台だけど、この頃もやっぱり好きなお芝居。最初に匠馬さんを舞台俳優だと認識した(それまでは仮面ライダーキバの登太牙とか、むーにゃんのしょうまとか)のは『TRUMP』でした。このときもほんっっっとにお芝居が素敵で「好き」の感情しか浮かばなかったよ・・・ラファエロもアンジェリコも良かった・・・

脱線してちょっとだけTRUMPの話するけど、顔が良い匠馬さんがクズ中のクズみたいな役やるのが良いんだよねえ。ピエールの紳士な役も好きなんだけどさ。高潔で、それでいて屈折した愛情とか持ってる役とか似合うんだよ・・・(それは登太牙のことでは)

REVERSEの「なんて愚かな・・・なんて愚かなんだ俺は・・・君を戦いに巻き込んでしまった・・・!」でピエールが伏したときに汗がポタタッて落ちたのが、こう、良かったですよね・・・←

もう匠馬さんかっこよすぎてすごいな。匠馬さんは「イケメン」で形容できる気がしない。イケメンという単語では形容できない造形。わたしの中ではイケメンっていうよりも「ハンサム」なのかも。正統派の顔の良さ。お育ちが良さそうな顔。

事務所も決まったし、これからもたくさん舞台に出てほしい。お芝居を観たい。通いたい。通わせてくれ。たのむ。とりあえず10月のバカバッカが楽しみ。期待しかない。わたしの好きな高潔キャラではないと思うけど(詳細まだ知りません)、とにかくお芝居を観たい。余談ですがバカバッカは先行で当選したので前の列で観れます。ありがたい。合掌。ジーザス。

ジャンヌたち

ヴァイオレット/アネモネの須藤茉麻さんは存在感がありすぎて・・・!すごいね、こんな演技派の子がハロプロにいたんだね。役の対になっている中西香菜さんを食ってしまっている。この子も可愛いのにね!というかこの中西香菜さんはキャメリアだというのが全然分からなかった。ずっと「絶対リリウムで観たのに誰だか分からない」って思ってたけど、REVERSE観てて唐突に気付いた。いや、だって女の子なんだもん←

須藤茉麻さんは元Berryz工房ということで、グループが無期限活動停止とのことで現在はハロプロ卒業してるのね。ブログとか拝見したら、めっちゃ舞台に出てるじゃん!確かに、ほんとお芝居に迫力があったもんなあ。2014年時点でこの迫力だもんね!というかめちゃめちゃ美人になってておったまげた。ほら、我らジャンヌのときは肝っ玉母ちゃんって感じだったから・・・←

ていうか最近まで「明るいお葬式」に出演してたのか!榊原徹士!スパーダ!グラッツェ~~~~!!!吉本坂46おめでとう~~~~!(詰め込みすぎ)

リリウムを観てから我らジャンヌを観たから、女の子たちの解像度が高くて。「この子リリウムで観た!この子も、この子も!」ってなって楽しかった。失礼ながらリリウムを観るまで昨今のハロプロは全く分からなかったんだけど、やっぱりリリウム2時間×2回見たら顔を覚えられるね。

めいめいが出てきたとき「めいめいだ!」ってなった。すっかり覚えためいめい。今までキキ3)舞台「グランギニョル」やマリーゴールド4)舞台「LILIUM」みたいなちょいヤバな役(←)ばかり観ていたから、こういう、人間の女性の役(?)を観るのは初めてだった。
そういう意味では、マリオンの方がわたしの中のめいめいのイメージだったw

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演劇構造的輪廻転生譚

最初の「我らジャンヌ」の曲・・・オープニングだなって感じで、ワクワクさせてくれた。全然不穏な空気とかないし、よーし!舞台が始まるぞー!わーい!って感じで楽しくなった。

TRUTH/REVERSEシステムの輪廻。「生まれる前に会ったことがあるような気がする」とか「魂が似ている」というのは、生まれ変わっているからなのかしら。

他キャストのリバースについては、一周目では「あまり因縁はないのかな」と思ったけど、ジジを何としても守ろうとするオルガと、ジャンヌを守れなかったルネ。戦で両親を失くしたマリオンと、父に固執するコンスタンス。死神と呼ばれる男に仕えるルーパート・ハロルドと、神父に仕える(?)リリーとタチアナ。こう見ると因縁というか関係というか、考えさせられるね。ルネはジャンヌを守れなかったから、生まれ変わってオルガとなったときはジジを必死に守ろうとしていたのかな・・・とか。

男性キャストはリバースしなかったけど、ピエールのフリートウッドへの憎しみを描いた上で、ピエールとフリートウッドのキャストを交換していたら面白かったのにねと少し思った。まあただ匠馬さんのフリートウッドが見たかっただけだけど。でもこれだと絶望強めになってしまうか・・・

ジジがジャンヌになった話をベルが「偽ジャンヌ事件」と形容しているあたり、史実的には、ジジは結局はジャンヌの偽物という扱いなんだな・・・と残念に思ったり。最終的にはバレてるからね。

我らジャンヌとLILIUMのキャスト比較

個人的に共通のキャストを見比べたかったので作ってみた。

我らジャンヌ キャスト LILIUM
ジジ/ジャンヌ 和田彩花 スノウ
オルガ/ルネ 福田花音 紫蘭
ヴァイオレット/アネモネ 中西香菜 キャメリア
マリオン/コンスタンス 田村芽実 マリーゴールド
ルーパート/リリー 竹内朱莉 カトレア
ハロルド/タチアナ 勝田里奈 ナスターシャム

ほ~ん・・・なるほどね・・・。視聴中にはっきり気付けたのはスノウとマリーゴールドだけだったな・・・ごめん。でもリリウムと我らジャンヌを両方観たから女の子の顔が判別しやすかった!というか2013~2014年当時のスマイレージは6人だったのね。つまり我らジャンヌもリリウムも全員出演してたのか!気付き~~!

というかキャストとかグループとか色々検索していて気付いたけど、ももちが引退してもう1年以上経つの・・・!?時が流れるの早すぎじゃない?

まとめ

やっと見られた『我らジャンヌ』。終始希望感たっぷりのお話でした。面白かったしTRUTH/REVERSEあると両方で楽しめて良いよね・・・キャラの性格や言い回しも微妙に変わるから、そういう部分を探すのも楽しい。やっぱり良いシステム・・・!

読み返すとたいした感想書いてなかった。我らジャンヌはわたしが頭を抱えたりつらくて思い悩んだりってことが少ない展開だったからか、良くも悪くも話がスッと頭に入ってきて、考察するというよりは話をそのまま受け入れるって感じだった。全部肯定マン!

次はついに『ステーシーズ 少女再殺歌劇』かなあ。2012年の作品だから急にみんな若くなる!テーマがすごく好みっぽいから観たい!!

脚注   [ + ]

1, 4. 舞台「LILIUM」
2. もう半分は末満脚本を感じるため
3. 舞台「グランギニョル」

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