仮面ライダージオウ

2話感想考察:ビルド編完結。戦兎がいなくなる!?ジオウ世界でのルールとは【仮面ライダージオウ】

第2話「ベストマッチ2017【仮面ライダージオウ】

ビルド編完結。本編後の補完計画では、ジオウ世界でのルールが公開された。戦兎がいない世界って・・・それってバッドエンドでは・・・・・・

ゲイツ、ポンコツちゃん疑惑

あらすじ紹介としてウォズが逢魔降臨暦を読む。なるほど、今年のあらすじ紹介はウォズが担当なのかな。観測者っぽくてイイネ!「ジオウは仮面ライダービルドの力を奪い・・・」って先まで読み過ぎるんかい!!次回もなにげに楽しみにしちゃう。

それにしても小山力也さんのナレーション、良いですよね・・・キレイな?真面目な?小山力也。いつも不穏な役ばかりのイメージだから←

ゲイツ、2話でもライダー初心者のソウゴくんに簡単にまかれちゃって・・・もしかして追跡が苦手なのかな!?それともソウゴくんの王としての器がそうさせるのか。

倒したはずのアナザービルドが復活し再び民間人を襲う。一度は無視しようとしたが、結局助けるために戦ってくれるゲイツ・・・良い子!!彼のアップ、どうしてもまだ「幼少期の秋山蓮」に見えちゃうんだけど!

ウォズの顔面、好きです。シュッとしてて好き。顎が細くて佐藤健タイプの顔。ウォズの「(ニヤリ)」の顔を見ると、どうしてもモモタロス憑依時の良太郎1)仮面ライダー電王を思い出してしまう。伏し目のときの繊細なまつ毛も好き。わたし的ジオウでの「顔が良い枠」はウォズだよ・・・

ウォズの知らせによりゲイツを助けに行くソウゴくん。ウォズ、ゲイツのピンチを伝えに来たの?と思ったけど、結局はソウゴくんにビルドの力を手に入れて欲しいんだろうな。

未来のオーマジオウに救われて驚くゲイツとツクヨミ。たぶんジオウは未来で「生まれながらの王」って言ってるくらいだから幼少期から野蛮だと思ってたんだろうな。でも実際に会ってみるとわりと普通の高校生だし自分たちを助けてくれるしで、消す気まんまんだったゲイツも困惑するのでは。

「ビルドとクローズ!ベストマッチ!」

お、お前分かってるじゃん。からの戦兎「ちょっと妬けるなあ」って!!!!妬けるんかい!!!!万丈と知らない男がベストマッチだったら妬けるんかい!!!!!

2017年でアナザービルドとのバトル。どうやらアナザーライダーは同じライダーの力でしか倒せないらしい。ていうか補完計画で補完した情報って本編で説明しないのかな?ジオウの話はアナザーライダーと世界改変のルールを知っているのと知らないのとでは理解度が全然変わってくるんだけど。1,000円/月の月額会員にならないと話の本質自体が分からないのって、キッズに優しくない気がする。大人は課金できるけど子どもは簡単には課金できない。課金しないと理解する権利すらないのはどうかと思うけど・・・(愚痴終了)

ウールねえ・・・子ども感が可愛い。子ども感なのに圧があるのが良き。今後、余裕がなくなって怒り狂う場面とかあるのだろうか・・・感情の起伏に期待。

ゲイツ、2話ではゴーストの力を使っていた。3話予告ではドライブの力も出ていた。既にウォッチを手に入れているライダーの時代はやらないと思っていた方がいいのだろうか。タケル殿とかあり得ると思ってたのに。でもタケル殿が仮面ライダーゴーストにならない世界って考えるのもコワイし、話がどうしてもかみ合わなくなりそうだからやらないのかも。そうなるとジオウの世界では既にタケル殿は・・・存在しないというか・・・生きているのか・・・?????

いや、でも約50話やるとして、平成仮面ライダーは過去19作品なわけだから、1作品につき2話使っても余る。既にウォッチを所持している世界にも何らかの形で干渉するのかな。ドライブはともかく、ゴーストはマコト兄ちゃんが意味深な(?)クランクアップしてたしな・・・?

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巧と万丈

アナザービルド誕生後の2018年の戦兎と万丈に会いに行くと、そこではツナ義ーズオタクの2人がいた。戦兎、ビルドにならない人生だとツナ義ーズファンになるのかよ。

2017年以降、ジオウがビルドの力を手に入れた後の世界では戦兎がいない(葛城巧になる)の・・・しんどすぎない?佐藤太郎の顔の葛城巧。見た目は戦兎なのに戦兎じゃない。万丈も戦兎のことを知らない。戦兎だけがいない世界になってしまったのって、ビルドにおいて視聴者が想像する「一番のバッドエンド」なんじゃないのか。モヤモヤすぎて、これでいいのか・・・

それとも、どこかで帳尻合わせとかあるのだろうか。最終回とか、スペシャルな展開が起きて、歴代のライダーが存在する、今までのライダーの物語(歴史)が改変されない展開になるのかな?

個人的には、2話の最後にソウゴくんが戦兎(葛城巧)と万丈を見て「あの2人はまたライダーになる気がする」って言ったのが気になってる。視聴者目線で普通に考えたらルール上は不可能なのにソウゴくんがそう思うってことは、最終局面で、消失した仮面ライダーの歴史が復活するって信じてる・・・そして戦兎はまた仮面ライダービルドになるんだ・・・

勝利には相応の責任を伴う

ウォズの言う「勝利には相応の責任が伴う」って、その時代のライダーの人生を変えてしまうってことなのかなあ。作品によっては存在しない人物とか出てきてしまう(戦兎も)けど、この重大さにソウゴくんはいつか気付くんだろうか。今回でいったら、なぜ戦兎が消えたか理解するんだろうか・・・今はソウゴくん、最後に「戦兎じゃなくて巧になった」理由、分かってないよね?まあビルドの物語を知らないと、さすがにそんなこと分かるわけないんだけど。

ソウゴくんが理解してるかしてないかにかかわらず、戦兎はいなくなってしまった。こういう事象が引き起こされることにいつか気付いてくれるんだろうか。そこで葛藤とかしてくれるんだろうか。それとも葛藤なんかしないのかな。王の器を持つソウゴくんはそういうところは割り切っているのかもしれない。とにかく、戦兎が消える世界って・・・つらい・・・・・・

ソウゴくん的にはタイムジャッカーの陰謀を阻止しているし、民間人を助けていることになるけど、その結果、他のライダーの人生や命を奪うことにもなる。それでいいのだろうか・・・。

でも、各時代の仮面ライダーが存在しない(ジオウの力に収束)ということは、各時代の「人類を脅かす存在」も消えるのかなあ。ビルドでいったらエボルトはいないことになっているし2)改変後のビルドの世界での万丈はエボルトの遺伝子を持っていないらしい。つまりエボルトはそもそも無人探査機に潜り込んでいない、例えばカブトの世界で仮面ライダーカブトがいなくなるということは、渋谷に隕石が落ちてワームが地球に降り立つ事態もない。そうなると、各ライダーが存在する必要のない世界っていうのはそもそも平和が保たれていて良い世界なのかもしれない・・・とは思うけど・・・彼らの歴史がなかったことになるのは・・・

もしワームが地球に来なければ、ぼっちゃま3)仮面ライダーカブトの登場人物は普通の人間のままでいられたのかなとか、お姉さんとディスカビル家を守っていたのかなとか考えるとつらい。でも一方で電王の世界だったら、そもそも侑斗が存在しなくなってしまうのか?でも桜井さんと愛理さんは結婚しているかも?と堂々巡りだよ。

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ビルド世界の遷移

1~2話のビルド勢の動きなんだけど、簡単にまとめると、

  • 1話2017年(11月30日):桐生戦兎(自ら名乗る)
  • 2話2018年9月:葛城巧(字幕、万丈の「巧氏」呼び)
  • ゲイツがアナザービルドを倒した瞬間だけ戦兎の記憶が戻る
  • 2話2017年:アナザービルドと戦う時点では桐生戦兎だしビルドにも変身できるけど、バトル後は葛城巧(自ら名乗る)

のかね。おそらくタイムジャッカーにアナザービルドを生み出された時点で、ビルドになる権利はアナザーに移ってしまい、その結果戦兎はビルドに変身する人生を歩まない上に戦兎でもなく葛城巧として存在する。視聴者が知っている「仮面ライダービルド」の物語に上書きされるような形で、アナザービルドが主人公の物語になってしまう。だからアナザービルドが消滅した一瞬だけは元の「仮面ライダービルドの世界」に戻るから、戦兎と万丈の記憶が戻った。

アナザーライダーは同じライダーの力でないと倒すことができないというルールがあるので、同じライダーの力以外で倒しても何度でも復活する。

ジオウがやっていることは、タイムジャッカーによる歴史の改変を正史に戻すことではなく、ジオウが力を持ち台頭する歴史に収束させること。これは本人の意思ではなく、タイムジャッカーに改変された時点で正史には戻れない。ジオウはタイムジャッカーによる改変を阻止するため(なのか民間人を守るためなのか良い魔王になるためなのか分からんけど)にアナザーライダーを倒すけど、それまで各主人公が持っていたライダーの力をジオウの力として譲渡(?)してしまうので、今までの各仮面ライダーの物語(正史)に戻れるわけではない(同じライダーの力は世界に同居できないというルールがある)。

つまり、ジオウはその時代を救うために良かれと思ってやっているアナザーライダー討伐が、結果的にその時代のライダーの歴史の改変(仮面ライダーの存在の消失)、オーマジオウ誕生ルートを歩むことになる。ひ、皮肉すぎる・・・

アナザーライダーが生み出された時点で、本来の主人公(ビルドでいったら戦兎)が物語から追い出された上に事態を収束させるにはジオウに力を渡すしか方法がないっていうのがしんどい。強制的に別の人生を歩まされるなんて、タイムジャッカーってそんなに強力な力なのかよ・・・。

しかもレジェンドライダーたちは、少なくともビルドはジオウへの力の譲渡に協力的だったけど、その結果「自分は仮面ライダーでなくなる(ライダーであったことすら知らない)」なんて!どこかの回でレジェンドライダーがこの事実に気付いて力の譲渡の拒否するとかあるかもね。というかさっそくえむ先生は拒否しそうじゃない?予告でめっちゃ気難しい表情してたから、何かしら揉めるのではないかと思っている。

まあ公式が「細かいことはスル―してほしい」的なことを言っているので、今後は世界同士の干渉による齟齬とかあまり考えないことにします。考えたって分からないしね!だって戦兎が戦兎じゃないのに葛城巧が佐藤太郎の顔をしているとか、大人の事情だもんね?考えたって仕方ない部分はどうしてもあるんだよ。

ジオウの世界についてじっくり本気で考察したい大人のオタクの自分と、細かいことは無視して「ジオウすごい!かっこいい!」「歴代のライダー出てきてうれしい!」と素直に楽しみたい6さいの自分がいるよ。

まとめ

ゲイツが「お前を消したくてウズウズしてる」って宣告してるのに全く気に留めないソウゴくん、大物すぎるっていうか肝っ玉座りすぎっていうか…これって楽観的すぎる性格なのか、過去や心の闇に関係しているのか気になる。

というか次回3話「ドクターゲーマー2018」の話だけど、自宅での監視だけじゃ飽き足らず??学校での様子も監視するために??ゲイツとツクヨミは???学校に潜入ですか???この時代に居着くんですか????最高ですね?

>>31話感想考察:ノエルとつかさの対立。司法取引の真実とは【ルパンレンジャーVSパトレンジャー】

>>1話感想考察:最高最善の魔王になる!?祝え!新たな王の誕生を!【仮面ライダージオウ】

脚注   [ + ]

1. 仮面ライダー電王
2. 改変後のビルドの世界での万丈はエボルトの遺伝子を持っていないらしい。つまりエボルトはそもそも無人探査機に潜り込んでいない
3. 仮面ライダーカブトの登場人物

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