またまた無茶しちゃう圭一郎・・・。パトレンジャーの3人が思う「警察官の仕事」とは何なのかが分かる回。咲也株も急上昇で、初美花も見直すきっかけになったのでは!?
あらすじ
トゲーノとオドードの罠にはまったパトレンジャー。つかさ(奥山かずさ)と咲也(横山涼)はドグラニオにやられて負傷、圭一郎(結木滉星)はトゲーノの毒におかされたままだった。毒を消すにはトゲーノを倒すしかないようだ。
3人が入院していることを知った魁利(伊藤あさひ)たちは、様子を探るためお見舞いに行くことに。つかさから何があったか聞いた魁利は、圭一郎の任務にかける思いを知る。初美花(工藤遥)は、病院を抜け出しどこかへ向かう咲也の後を追う。咲也は幼稚園を訪れ、園児・颯太(田中誠人)に、必ずギャングラーを倒すと約束していた。
デストラから新たなコレクションを受け取ったトゲーノが出現。ルパンレンジャーはコレクションを回収するが、トゲーノの罠にはまり魁利が毒針にやられてしまう。そこに、つかさと咲也が駆けつける。しかし、まだ完治していない2人はトゲーノに苦戦。窮地に追い込まれたところに、動ける体ではないはずの圭一郎が現れる。3人はパトレンU号となり、トゲーノを撃破。圭一郎と魁利をはじめ、毒でおかされていた人々の体から毒が消える。
颯太との約束通り、ギャングラーを倒し遠足を守ったパトレンジャー。しかし、颯太は圭一郎ではなく咲也に憧れ、将来は警察になると夢を抱く。そんな颯太を、圭一郎は微笑ましく見守るのだった。
公式サイトより引用
二丁拳銃と二刀流
バトル中つかさと咲也が武器を交換して二丁拳銃と二刀流で戦ってたのめっちゃかっこよかったね~~~~!!!確かに武器交換は3人ではやりにくい演出なのかも?射撃対決になってたのもよかった。
圭一郎、脱出
も~~圭一郎の前でギャングラーの話をしないでよ~~~!おまけにつかさと咲也が現場に急行しているのもバレた。視聴者は全員考えたと思う。「こんなことをしたら毒状態の圭一郎が現場に向かってしまう・・・!」と。
もはや限界寸前(本人は「限界が近い」と言っていたけどそれは限界寸前ではなく限界である)の圭一郎、パトレンU号に変身して一発逆転を狙う。
咲也「先輩の毒がまわっちゃう・・・」ってちょっと嫌そうだったねw 一方つかさは「その代わりに重傷のケガの痛みを負うことになる(自分達のケガは軽減する)」と。
実際にU号に変身してみると、毒も共有してしまうが個々人の痛みは和らぐという結果に!U号って、初登場こそギャグ感満載だったし、何で融合してるんだよとか、まあでも特撮っぽくてかっこいいからいいやとか思ってたけど、それだけでなくて、お互いの痛みを共有して分かち合ったり分散したりができるすごい形態だったんだ・・・!
毒みたいな特殊状態も共有しちゃうから諸刃の剣かもしれないけど、仲間と力を合わせて一緒に戦う戦隊ものとしては非常に尊みの深い形態だと思います!!!
そしてルパンイエローの協力もあって(初美花のそういうところ好き~~~~)必殺技を命中させトゲーノを倒し、圭一郎や魁利、市民が受けた毒が消え去った。
結果的に、U号を解除したら重傷のケガを負うつかさと咲也がボロボロで、圭一郎だけ元気になってた・・・笑
パトレン1号がめっちゃ回復して元気ダンス踊ってたのがコミカルすぎてw
今期からはエンディングのダンスがなくなって、でももしダンスのシーンがあるとしたら、圭一郎はダンスもぎこちなかったりするのかなあと思っていたけど、ダンスは逆にキレキレだったw
意外とアクティブなのね・・・というか普段はわりと堅物キャラなのにそんなダンスのポテンシャルを秘めていたのかという気持ちと、毒のせいであまりにも苦しんだから自由に動けるようになって相当嬉しかったのねという気持ち・・・
ところであのダンス、わたしはビリーズブートキャンプにしか見えなかったのだけれど、TLでビリー隊長の話をする人がほとんどいなかった・・・。まさか世代的にみんな知らなかったのかな・・・
グッディ『今日の警察はいつも以上にグッと来るねえ!』
私『わかる』
やはり子どもに懐かれない圭一郎。しかし・・・
わたしが今回一番よさみが強いと感じたシーンはここですよ!!!!
ギャングラーを倒したので遠足に行けるという旨を伝えるパトレン。颯太君が出てきて駆け寄ってくるが、受け止める準備万端な圭一郎をスルーして咲也に抱き付く颯太君。「残念だったな」とつかさに声をかけられるが、「これでいいんだ」と微笑む圭一郎・・・
このワンシーンに色々詰め込まれていて非常にエモエモしい。まず颯太君の手作り衣装が、ルパレンからパトレンU号に変化している。ちゃんと3色使ってる~!今まで快盗ごっこ遊びをしていたのに、颯太君は警察をやりたくなったんだね!うんうん!
次に、咲也に憧れて「将来は警察官になる!」という颯太君。かつて圭一郎少年が警察官に憧れて目指したように、颯太君も警察官の活躍を間近で感じ感銘を受けたのだなあと。
そして子どもに振られてしまったけど「これでいいんだ」と満足そうな圭一郎。後輩の咲也が「人に憧れられる存在」になったことを嬉しく思ったんだろうな。
よくある締めの展開だったら、自分が活躍して解決したのに子どもに感謝される役を後輩に取られてしまって悔しい~!キ~~!~次回へ続く~なのに、そうはならないのが圭一郎。むしろ2人の親密な関係を見て、自分の不在時に子どものケアをしてくれたんじゃないかというところまで考えが及んでいるのかも。
何にせよ「憧れの警察官」が自分でなく後輩の咲也であることに満足感を覚える圭一郎の懐の深さに万歳。好き。
警察官の仕事とは
パトレンジャーの考える「警察官の仕事」は市民の平和と安全を守ることで、それはギャングラーを倒すことだけでなく園児の遠足を守ることも含まれている。周りから見たら些細なことでも、市民のことを第一に考える彼らには等しく「クリアすべき問題」だったのだなあと感じる。
だって前回の圭一郎「地中から聞こえる異音の正体を暴かないと園児が遠足に行けないから」という理由で、毒を受けてるのにそのまま前進しちゃったんだよ・・・普通ならできないよ。
そもそも未確認のアイテムを使って地中を捜索する作戦も、普通なら一度検査をしてから使用するべきなのに「遠足の日時が迫っていて検査結果を待てない」からぶっつけ本番でトリガーマシンドリル使っちゃったし。
も~~~圭一郎といい戦兎といい、今期の主人公は自分を大切にしなさいよ~~~~?自己犠牲が過ぎるわよ~~~~????とお節介ババアは思ってしまうけど、戦兎の「この争いを起こした原因は俺だから」という理由とは全く別の「警察官としての職務と、他の警察官では使用できない強大な力を持つことへの責任感」という理由で動く圭一郎。
ただ、今回の話で圭一郎は、自己犠牲というよりも「じっとしていられない」タイプなんだなと思った。自分を犠牲にしてでも市民を守るというよりは「おちおち入院もできない」と言っていたとおり、じっとしていられないし、行動しなかったら好転しないからとにかく行動したい性格なんだな、と思った。
今回の話は途中までは「解決後にまたつかさのビンタが飛ぶんじゃないか」とヒヤヒヤしていたけど、圭一郎はひどい自己犠牲の精神で動いてるわけではないと分かったから「じゃあビンタはないな」と思えたし、そもそもつかさのビンタはそんなに安くはないよね←
次回予告
次回はとにかく透真のクソゲス顔が拝めるということが楽しみでならない。←
女の子を連れて豪遊していたけど・・・入れ替わるギャングラー、チャラ男なのかな・・・チャラい透真だったらどうしよう・・・わたし卒倒してしまう・・・・・・