第10話「まだ終わってない」
今回もやっぱり圭一郎に持っていかれる。ルパレン回のはずなのに、圭一郎が心に残る。純度100%の善意で動く圭一郎。好き・・・
10話あらすじ
透真(濱正悟)と初美花(工藤遥)がコレクションの回収に失敗したことにより、大切な人を取り戻す方法は崩れ去ってしまった。落胆し店を飛び出した魁利(伊藤あさひ)は、圭一郎(結木滉星)に声をかけられる。圭一郎との会話の中、魁利は兄が消えた事件の手掛かりとなる氷を食べながら歩く男の話を聞く。その頃、諦めきれない初美花は、ブレッツが倒された場所で手掛かりを探し続けていた。初美花の言動により、透真はまだブレッツが倒されていない可能性があることに気付く。初美花が咲也(横山涼)からブレッツを倒した時の話を聞きだしたところ、ブレッツは巨大化しなかったという。ブレッツはまだ生きているかもしれない。
兄を消した氷を食べながら歩く男を探す魁利は、ついに発見。その男ザミーゴ・デルマ(入江甚儀)は、怪人としての正体を現す。そこにブレッツと、それを追うパトレンジャー、さらに初美花たちが乱入する。パトレンジャーが倒したブレッツは偽物だったのだ。透真たちはコレクションを回収し、ブレッツを撃破。魁利はザミーゴに応戦するが、逃げられてしまう。巨大化したブレッツは、ルパンカイザーナイトで撃破。ザミーゴの手掛かりをつかんだ魁利たちは、コグレ(温水洋一)に頼らず大事な人を取り戻す手段を得たのだった。
公式サイトより引用
諦めずに解決方法をつかむ
前回の続きから。ブレッツのコレクション回収に失敗した透真と初美花を責める魁利。うーん責めないでくれ・・・と言いたいけど難しいよねぇ。自分の人生を左右することなんだから。でも透真も初美花も痛いほど後悔してるんだよ。透真は魁利に掴みかかられても抵抗しなかったし初美花は「ごめんね」しか言わなかった。
お店を飛び出した魁利を見つけ、声をかえる圭一郎。
この、わざわざコーヒーを差し出して若者に声をかける警察官朝加圭一郎・・・。
直前に「夜はまだまだ冷えるな」って言ってるんだから、たぶんこのコーヒーは温かいのかも・・・帰り道に飲むために購入したコーヒーを差し出す圭一郎・・・
(このときのくしゃみもめっちゃ萌えた。圭一郎は昭和の男だからくしゃみはもっと豪快だと思ってたけど意外と控えめだった)(「へーっくしょーい!チキショー」くらいは言うと思いついたけど、よく考えたら圭一郎はチキショーなんて言わないわ)
しかも「魁利くん」って呼んだよ!!!もう名前で呼ぶ仲だね???「店員さん」じゃなくて「魁利くん」だよ????
前につかさも「魁利くん」って呼んでたけど、いつの間にか名前を知って呼ぶほどの常連になっていたんだね…。よく行くお店の店員さんを「店員さん」じゃなくて名前(しかも下の名前)で呼ぶまで仲良くなって経緯をおばちゃんに教えてくれよ・・・お願いだから・・・・・・
でもね〜圭一郎・・・今魁利が荒れているのはキミのせいなんだわ・・・。で魁利は魁利で、憎い相手に遭遇してしまって頭に血がのぼりそうだけど怒りをぶつけるわけにはいかない(説明ができないしルパンレンジャーだとバレる)からものすごい眼をしてたけど何も言えず。
退勤後でも、ようすが気になる若者がいたら優しく声をかける。邪険に扱われても声をかけ続ける。なんだこのおまわりさん・・・。100%善意・・・。良い奴すぎる。

今回1、2を争う良シーンである。未成年を気遣う警察官
この圭一郎との会話の中で魁利は宿敵(氷野郎)の情報を得て、透真と初美花は現場に行き当時を振り返ることで「ブレッツまだ生きてる説」に辿り着く。
ところでドグラニオは最近ちょっとしか出てこないけど、後半ガッツリ絡んでくるんだよね?お声が聴けるシーンが少なくてさみしいですよ・・・。今回は「構わんよ」が聴けました!宮本充ヴォイス好きです!←
ザミーゴ・デルマとの対決
ついにザミーゴに辿り着く魁利。そしてザミーゴの魅力が出てくる出てくる。魁利たちの宿敵の怪人が人姿もあるって知って「とは言え好きにはならないだろう」と思ってたけど、いや好きだわ。ザミーゴは笑いのツボが浅いのかいつも笑ってるよね。相手の本気を「ナイスジョーク」で一蹴するのとか好き。
「でも、次はないぜぇ・・・」のセリフがめちゃエロい感じで良かったし、語尾が伸びる話し方もいいし、ひょうひょうとした語り口もいい。めっちゃ魅力的じゃん・・・
魁利と透真・初美花は「大切な人を取り戻す方法」を探し続け、それぞれのルートを辿った結果、目的地は同じで合流した。(まあブレッツがなぜザミーゴに呼び出されてたのかよく分からないけど。敵を撒く際のおとりにするためかな)
別々に動いてたけど、目的は一緒だったんだよね。やっぱり大切な人を救うことを諦めたくないよね。諦めずにもがき続けることで突破口を見つけることができた。
ルパンレンジャーの3人は、同じ目的のために活動し続けることを再度誓い、変身する。この変身シーンめっちゃよかったじゃん・・・。泣きそうになるじゃん。3人でゆっくりアイコンタクトとるの良すぎるじゃん・・・
一方、朝加圭一郎は「ブレッツが倒されたと思わせておいて実は生きてる」というトリックのことを「からくり」と呼んだ。からくり・・・。英語は使わない朝加圭一郎。そういうところが圭一郎。ちなみにそのからくりは脱皮だったよ、圭一郎!目くらましだったんだね。
ルパンレッドとザミーゴのバトルめっちゃかっこよかった!ザミーゴは現状めちゃ強いし、氷属性はコレクションの力ではなく自分の能力らしいし。ザミーゴがルパンレッドのマントに「当たったら一発退場」の攻撃を当てる。ルパンレッドは機転を利かせてマントを切り離すと、マントの切れ端が凍り粉々に~!あっぶね~。こわっ。
ザミーゴも武器は銃。これは早撃ち対決待ったなし!
前回手に入れたシザーダイヤルファイター&ブレードダイヤルファイターが活躍!ディフェンス機のシザーダイヤルファイターがザミーゴの氷攻撃を防ぎ、オフェンス機のブレードダイヤルファイターがブーメランのようになりザミーゴに不意打ちの攻撃をくらわせる。(再生できるみたいだけど)
ザミーゴは「気に入った」と言い残して去る。いや~このね・・・強敵にレッドが気に入られる展開っていいよね・・・。好き。
切り札
コグレにコレクションを引き渡すも、ザミーゴ・デルマのことは言わず。「コグレに頼らずに大事な人を取り戻す手段を得る」ってかーなーりー重要だよね?今後コグレとの間に問題が起きても切り返せるもんね。これはもう一悶着あるフラグでしかない。だって現状で相当怪しいし、魁利もコグレのこと怪しく思ってるし。ピンチのときには助けてくれたけど、隠し事があるように感じるもんね。
圭ちゃん!?????
開店早々にスーツ姿でジュレに来た圭一郎。どうやら出勤前に魁利のようすを見に来たようで・・・。これやばくない??もう圭一郎の株が爆上げすぎて???ほんと好感度オバケ。しんどみが過ぎる。
常連になって「いつもの魁利くん」が分かるほどに観察していたんだなと思って。前回ジュレの3人の身辺調査して、それでチャラついてるけど大変なのだな、気にかけてみようと思ってくれてたのかなと思ったら・・・エモすぎて爆発しそう。
これとんでもなくない?身辺調査で魁利の大変な状況(表向きの)を知ってから、警察官として見守ろうと思ってるんだよ??辛い境遇で訳ありなのかなと思ってるから夜に見かけたときもコーヒー差し出してまで声かけたんじゃない??訳ありと見える未成年を見守る警察官。よすぎてしんど!!!
魁利も、表情を見るにまんざらでもないのかなと思ったり。たったひとりの家族であるお兄ちゃんをなくして、仲間はできたけどお互い助けない(という建前)約束で。そんな中で、身内でもないのに無条件で自分のことを心配してくれて、出勤前にも様子を見に来てくれる人がいて、それが敵だったとしても嬉しくなっちゃうよね、魁利。
魁利の衝撃の「圭ちゃん」呼び。圭ちゃん呼びがすごすぎて今回のメインは圭ちゃん。動揺がすごい。語彙力が低下した。圭一郎的には「さすがになれなれしくないか?」らしい。お硬めの大人と馴れ馴れしく斬り込んでくる未成年。この組み合わせ、やっぱり良いわ。仲良さそうに見えるのはすごく良いんだけど、仲良くなればなるほど、魁利たちの正体が分かったときにお互い傷つくよね。しんどい。
人生で「圭ちゃん」って呼ばれたことあるのかな、圭一郎。「圭ちゃんなんて呼ばれ(遮られる)」って言ってたゾ。「呼ばれたことない」って続くのかな。この、チャラい子がおまわりさんに懐いてるような関係最高だわ。これを1週間噛みしめて次回を待つよ・・・。
まとめ
[box class=”box29" title=”10話の萌えポイント”]
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夜道をうろつく未成年に声をかける圭一郎
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意外と控えめなくしゃみ
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透真の横顔が綺麗だった
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ザミーゴ「でも、次はないぜぇ・・・」
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夜道をうろついていた未成年のようすを見守る圭一郎
- 圭 ち ゃ ん
- 「いつもの魁利くんに戻ったようだな・・・(微笑)」
- から「圭ちゃん!?」の間の表情の変化[/[/box]