第27話「逆襲のヒーロー」
万丈が素直でいい子だったり、戦兎と万丈の絆が尊かったり、げんとくんの葛城への想いが重かったり、色々あったけど、わたしはカシラのkissに昇天しました。(よく見たらキスじゃないんだけどね)そんな回。
今回はいろいろなエキスを詰め込みすぎじゃない?30分にそんな詰める?萌えが渋滞して大変だったんだけど!ありがとうございます!!(土下座)
27話あらすじ
東都vs西都、ライダー代表戦の第2回戦。リモコンブロスとエンジンブロスが合体したヘルブロスはクローズチャージを圧倒。優位に戦いを進める。しかし、戦うことで強くなるクローズチャージは形勢を逆転。逆にヘルブロスを追い詰めていく。
このままクローズチャージの勝利か、と思われたが、ヘルブロスは自分が負ければ西都政府に拘束されている弟が処分される、とクローズチャージに告げる。
弟が処分される…。
ヘルブロスの過酷な運命に同情したクローズチャージは攻撃することが出来なくなり、強烈な必殺技を浴びて変身を解除。戦いに敗れてしまう。
ところが、ヘルブロスの告白はすべてウソであることがわかった。悔しがる龍我(赤楚衛二)だったが、すべては後の祭り。潔く負けを認める。これで代表戦の勝敗は1対1。いよいよ最終戦、ビルドとローグの一騎打ちを迎える。
「俺は必ず勝つ。お前の分もな」と戦兎(犬飼貴丈)が龍我に告げ決闘場へ向かおうとする頃、紗羽(滝裕可里)から「カズミンにお願いがあるの」という電話を受けていた一海(武田航平)は「さっさと終わらせて帰ってやるか」とつぶやくと、小さな雑居ビルへと駆け込んでいった。一海は何をしようとしているのか?戦兎はビルドラビットタンクスパークリングに、幻徳(水上剣星)は仮面ライダーローグに変身。戦いながらもローグは、戦兎の元の人格である葛城(木山廉彬)は、科学の発展が戦争を生み出すことを知りながらライダーシステムを創った、と言い放つ。そんなローグに対してビルドは「戦争に加担したい科学者なんて一人もいない!人々の幸せを願って平和利用のために力を尽くしているんだ!」と言葉を返す。
「もし葛城が…記憶を失くす前の俺が、本当に悪魔の科学者だったとしたら…この戦争を引き起こす原因を作ったんだとしたら…今の俺がそれを終わらせる」
力強い言葉とともに攻撃を仕掛けるビルドだが、ビルドラビットタンクスパークリングはローグの敵ではなかった。逆に攻撃を跳ね返されると、必殺技を浴びてしまい倒れてしまう。その時、ビルドは以前クローズ=龍我に言われた言葉を思い出した。
「誰かの力になりたくて闘ってきたんだろ。誰かを守るために立ち上がってきたんだろ。それができるのは、葛城巧でも佐藤太郎でもねえ。桐生戦兎だけだろうが!」
再び立ち上がったビルドは「俺は俺のやり方で葛城巧を超えてみせる」とハザードトリガーをドライバーに挿入。続けて新たな強化アイテム、フルフルラビットタンクボトルをドライバーに挿入する。「ビルドアップ」
ビルドはラビットラビットフォームにビルドアップ。自我を失った時と同じ強力なパワーを発揮しながらも、自らの意識をコントロール。ローグに強烈な攻撃を加えていく。
「この力は完全に俺のモノだ!」
一方的にローグを攻撃するビルドラビットラビットは、新たな武器フルボトルバスターを駆使してローグを圧倒。ライダーキックで場外へと蹴散らしてしまう。しかし、戦いは変身解除、戦闘不能にならなければ決着はつかない。ビルドラビットラビットはローグを追って自らも場外へと向かう。
その時、VIPルームで戦いを見守る難波会長(浜田晃)のもとに内海(越智友己)から「ラビットラビットフォームの攻略データのインプットが完了しました」という報告が入った。紗羽が戦兎のもとから奪い、難波へともたらされたデータがローグに渡ってしまった…。「余興は終わったようだな」とほくそ笑む難波。一方、がれきの闇の中でローグの複眼が不気味に光を放ち…!
公式サイトより引用
「何の為に戦っているのか」
今回の冒頭あらすじは戦兎と御堂。西都首相初登場!ギュインギュインのズドドドド!な新アイテムを出すぞ!って擬音かよ!
クローズチャージ対ヘルブロス戦が始まり、負けるわけにはいかないと強く思う万丈。前回、カシラとの特訓するシーンがあったけど、特訓後にナシタで「何の為に戦っているのか」という話をしたらしい。
カシラは、三羽ガラスの家族や仲間を食わせていかなくてはいけないという理由で「くにのためかな・・・」と答える。自分以外の誰かの為に戦っているんだね。カシラも戦兎と同じで「自分がこうなりたいから」「自分が◯◯したいから」という理由は無く、自分のためには戦っていないんだなぁ。
万丈の戦兎に対する想いを察したカシラは「お前、気持ち悪ぃな」ってwww
なんでよ、尊いじゃないの・・・素晴らしいじゃないの・・・あなただって三羽ガラスが大切でしょうに・・・にんじん丸かじりしてるし・・・農家だからってワイルドすぎない?
万丈が戦う理由は「自分が信じた人や自分を信じてくれた人のため」=戦兎のため。戦兎を含む周りの人を救うために戦っているんだね。特に戦兎は記憶がない頃の罪(スマッシュや仮面ライダーを創る)の責任を背負っていて、それが理由で「見ず知らずの他人のため」にも戦っている。そんな戦兎がパンクする前にこの戦いを終わらせたい。そんな思いをもつ万丈・・・。ンン~~~尊いですけど~~~!
「あいつが今の俺を創ってくれたから・・・」まさにビルド~~~~!!!
「これ以上苦しませるわけにはいかねぇ」ってどんだけ~~~~!!!(イスから転げ落ちる)
[tensen]
このくだりは万丈→戦兎も最高だったんだけど、もっっと好き・・・な事件がありまして。カシラが万丈と話してるんだけど・・・話しながら・・・三羽ガラスのドッグタグを磨いていて・・・磨きながら・・・タグに、キ・・・キス・・・してて・・・・・・ア・・あの・・・エット・・・(実際は磨くためにハァーと息をかけてるんだけど、放送当時はキスに見えた)(いや、わたしの中ではkiss)
なんかもう最高だった。タグをすご〜く愛おしそうに丁寧に、タオルで磨いてたのね。特訓の途中で汚れたり落としたりしちゃったのかなって。それで磨いてたのかなって・・・。
ちょっと手持ち無沙汰なときとか、タグの汚れに気付いたときに定期的に磨いてあげてるのかなって思った。三羽ガラスの遺品、そんなに大切にしてるんだと思ったら脳が爆発した( ˆ࿀ˆ )
ていうかカシラってそんなに慈悲深いんだね・・・ほんとなんか・・・北都4人衆推しとしてはご褒美すぎて・・・・・・こんなにご褒美もらっていいのかなって気持ち・・・ありがとう・・・・・・
(ところでドッグタグって前回お墓にお供えしてたけど、ドッグタグって2枚ずつ持ってたんだっけ?赤羽は2枚とも回収したけど、青羽と黄羽は1枚ちぎってカシラに渡して、もう1枚は一緒に消滅したんでは?あれって実はお供えしたんじゃなくて持って帰ったの?)
ヘルブロス戦の決着は・・・
合体したヘルブロスと戦う万丈。難波会長曰く「ヘルブロスは強すぎる」とのことだけど、クローズチャージが結構押していく!
アレ?もしかして万丈いけんじゃね?と思った矢先、鷲尾兄の「自分が負けたら弟がスクラップにされる」という精神攻撃・・・!素直な万丈は攻撃できなくなり、そのまま必殺技を浴びてしまい変身解除。
おいおい敵に同情するなよ・・・そいつはと東都を散々かき乱した上に黄羽をやった奴なんだぞ?ここは戦場なのよ??と思っちゃうなぁ。でも話の都合上で万丈が負けてしまうんだとしたら、ヘルブロスに力の差で負けたわけでもなく、むしろ万丈の精神的な成長を感じられる姿が見られて嬉しくなるような、うまくまとまった「負け試合」だったんじゃないかと思う・・・
「さっきの話は嘘ぴょ~~ん!」と煽ってくる鷲尾兄に対して「しょうがねえ。信じた俺が悪い」って返す万丈・・・え・・・いい子かよ・・・・・・
https://twitter.com/YURI_SHT/status/975164222605635584
万丈は自分が負けても、次の戦兎が勝てば東都の勝利だから、ってのを見越してわざと負けたのかなぁ。そうだったとしても善人が過ぎるのではないかと思うが、いたずらに人が亡くなるのはもういやなんだろうなぁ、それが敵でも。まあ兄の同情を誘う発言は嘘だったんだけど!
紗羽さんの目的とは・・・カシラに何を頼んだのか?
一方、勝負を終えたカシラは「はぁ・・・しんど・・・みーたん迎えに来てくんねえかな」って。命がけのバトルの直後で疲れててもナチュラルにみーたん求めててどんだけ好きなんだよって。

カシラが、推しが尊すぎてつらくなってるオタクみたいになってる。まあドルオタだから間違ってはいない。わたしも今後積極的に使っていきたい
あと紗羽さんから着信があって、そもそも「連絡先を交換してたんだ!?」ってなった。着信画面を確認してからのカシラの「どうした?」っていう電話の出方、良くないですか?代表戦の最中に電話がくるんだから何か問題が起きたのかと察してくれたのか、単純に「何か用か?」の意味のどうした?かもしれないけど。とりあえずその言い方が良いですよねって話。好き。
その紗羽さんの「お願い」を聞くべく、雑居ビルに乗り込むカシラ。(方向音痴の設定はどうした。ひとりで行けたのかよ)
変身の準備をするってことは、それなりの武力行使が伴うんだろう。誰かが拘束されているのを助けに行くとかしか思いつかないが・・・。ていうかカシラってそういう頼み事を聞いてくれるんだと少し驚き。元は北都の人間だしぶっきらぼうだしであまり協力的ではないのかもと心配していたけど、普通に承諾してるあたり良い人。
どうやら紗羽さんは難波会長に弱みを握られているっぽい?紗羽さんは難波会長に「約束を守っていただけますか?」と聞いていたけど、一体何で脅されているのか・・・カシラへの「お願い」は関係しているんだろうなぁ・・・
第3戦、開始
ついに始まるビルド対ローグ。この一戦で全てが決まる。
ライダーシステムやスマッシュを創ったこと自体は罪深いけど、今の戦兎はライダーシステムを平和利用のために使ってきた。
ダイナマイトや飛行機だって、人類の発展のために必要で、争いのために開発したものじゃないのに、開発者の意図しない方法で利用された。そういう科学もある。なのに開発者ばかり非難される。本当に罪深いのは、悪意を持って科学を利用する人たちなのに。
このライダーシステムの開発という問題は、ライダーだけ、葛城だけに限った問題ではなく、この世界で昔から何度も起きてきた難題の再提起なんだと思う。
葛城はハザードトリガーを作ったが制御できなかった。それゆえに「禁断のアイテム」だった。でも戦兎は「桐生戦兎」として「ハザードトリガーの力を発揮しつつ制御できる新アイテム」を開発し、平和利用につなげた。戦兎が戦兎として新アイテムを開発して使用していくことで、過去の自分によって起きた問題を解決しようとしている。
アツいねぇ。だって葛城(過去の自分)ができなかったことを、今の戦兎はやっているんだから。これが「俺は俺のやり方で、葛城巧を超えてみせる」ということ。
しかし、げんとくんもちゃんとこの世界のことを考えていたんだなぁ。ただただパンドラボックスの光にあてられてしまっただけで。げんとくんも、スカイウォールの惨劇の被害者なんだよね。
バトル中、万丈から言われた言葉を思い出す戦兎。
「誰かの力になりたくて闘ってきたんだろ。誰かを守るために立ち上がってきたんだろ。それができるのは、葛城巧でも佐藤太郎でもねえ。桐生戦兎だけだろうが!」
この言葉が今の戦兎を創っているという。お互いがお互いを創っている…!今の俺がいるのはあいつのおかげ…!なんて尊いバディなんでしょう!!!(歓喜)
新アイテム、フルフルラビットタンクボトル
自分のやり方で葛城を超えるために開発した新アイテム、フルフルラビットタンクボトルでラビットラビットフォームに変身!!!自我を保ちつつバトルできるようになる。げんとくんもびっくりの強さで場外乱闘に発展!
ただしラビラビの攻略データが、内海の手によってげんとくんに渡り・・・次回どうなる!?的な。
ラビラビ可愛いねー!ぽいぽいっ!!うさぎを迎えに行くスタイルなのね。
まとめ
来週はめっちゃ屋外でタンタンに変身して戦ってたね!どんだけ外に行っちゃったんだろうw
そして放送後予告の紗羽さんの「戦兎くん!・・・さよなら」とは?紗羽さんは戦兎たちに「自分がスパイである」と告白するらしいけど、それによってみんなから離れていくってことなのかしら。こういう立ち回りをしたキャラは、自らの命をもって場を収束させる傾向があるから心配だ・・・
[box class=”box29" title=”27話の萌えポイント”]
- カシラがナチュラルにみーたん求めてて、ほんとに好きなんだなって
- カシラがドックタグを愛おしそうに磨いて…キスしてたあああ(違うんだけどね)(わたしの中ではkissです)
- 精神攻撃に負ける万丈「騙された俺が悪い」って素直ないい子か!
- 戦兎と万丈、グッドなバディです
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