第26話「裏切りのデスマッチ」
今回は本当に神回・・・。カシラ最高にかっこよかった。永久保存版。早くDVDを買わせてください。この思い出で来週までずっと考察できる。そんな回。
※以下26話のネタバレを含みますのでご了承ください。
目次
この中に裏切り者がいる
オーバーフロー状態のビルドラビットタンクハザードが美空(高田夏帆)に襲いかかった。が、美空のバングルが光ると、一瞬ビルドの複眼が2つともラビットに変化。直後に強制的に変身解除となり、美空は難を逃れる。ホッとする戦兎(犬飼貴丈)らだったが、一海(武田航平)はパンドラボックスの隠し場所がなぜ西都にバレたのか、この中に裏切り者がいると不穏な目を向ける。
公式サイトより引用
みーたんのバングルの力(?)でタンクがラビットに変化し、変身解除になった。火星人的にはみーたんに生きていてほしいわけだから戦兎の変身解除に協力してくれたのか・・・
みーたんが戦兎に首を絞められていたのに「そんなことより」と一蹴して「この中に裏切り者がいる」と断言するカズミン。みーたんを傷つける行為に対して、本来ならカズミンが一番激怒する場面なのにそうならないのは、それ以上に「裏切り者のせいで赤羽が消滅した」という気持ちが強いからだろうなぁ。スパイがパンドラボックスの本当の保管場所を漏らさなければ赤羽ひとりでローグと戦うこともなかったんだから。
きっとカズミンは、前回東都政府官邸から赤羽の元に走る間に「どうして本当の情報が漏れているのか」を考えていたんだと思う。なぜこんな事態に陥ったのかを冷静に判断した結果「増沢以外のもっと身近な人物にもスパイがいる」という結論に達していたんだろう。
ナシタでのカズミンと万丈のやり取り。ほんと好き・・・「裏切り者がいる宣言」をしたからもっと疑心暗鬼で殺伐とした空気になっちゃうのかなと思ったけど、案外マイルドな雰囲気でよかった。というかみーたん的には「スパイなんかいるわけないでしょ」派なのね。
この2人のやり取り、またアドリブなのかなぁ。「筋肉バカ」なら許すのね、万丈・・・「お前何食ってんの?」って言ってたけど、絶対この後エビフライに繋げるつもりだったでしょw
東都と西都の代表戦
パンドラボックスを手に入れた西都がライダーによる代表戦を提案してきた。ただし今回は1対1の3本勝負。負ければ東都の領土とフルボトルを西都に引き渡すが、勝てば西都は東都への侵略を中止し北都を元に戻すという。その言葉に一海は参加を決意、戦兎、龍我(赤楚衛二)とともに東都の代表となる。
公式サイトより引用
今度は東都と西都のライダー代表戦に発展。そんな約束守るわけないのに・・・と思ったけど、泰山パパも皆も、対北都の代表戦で罠にかかっていたことを知らないんだよね。北都は約束やぶる気満々だったのに。その罠が発動しなかっただけなのに・・・
今回の西都も、正々堂々と決着をつけるスタンスと思わせといて、絶対約束破るからね。そもそも西都に代表戦のメリットは少ないだろう。「被害を最小限に抑えるため」とか言って泰山パパを丸め込んだのかもしれないけど、西都が損にならないからくりがあるんでしょ・・・誰の入れ知恵かは分からないけど。そういえば今回スターク出てこなかったな・・・
西都が東都に申し込んだ代表戦のルールは、
- 1対1の3本勝負
- 西都が勝ったら、東都は領地とフルボトルを引き渡す
- 東都が勝ったら、西都は侵略から手を引き、北都も元に戻す
東都にメリットありまくりというわけでもないような気がするが、パンドラボックスを奪われて絶体絶命だし、東都が勝てば争いは終わる。(東都が勝ったら権力分立に戻り争いは収束、西都が勝ったら西都による天下統一って感じ?)
北都も戻すと聞いたらカズミンが協力するのを見越しての条件。というか東都的には仮面ライダー(1対1の勝負に出せる勢力)は2人しかいないのに3本勝負っていってくるあたりも含めて、グリスも代表戦に引きずり出す気満々という。
総集編と強化アイテムへのヒント
スパイ探しも重要だが、代表戦に勝利しなくてはならない。戦兎はハザードレベルが急上昇するオーバーフロー状態でも自我が保てる強化アイテムの開発を急ぐ。そのヒントは、ビルドラビットタンクハザードを強制的に変身解除させた美空のバングル。戦兎は美空を変換装置に入れると、ビルドの戦闘シーンを再生する。
その結果、色が微妙に違うラビットボトルが完成した。戦兎はラビットボトルを2本、ドライバーに挿入。光ることを確認するとハザードトリガーを装着してレバーを回すが、新しいラビットボトルが割れてしまった。やはりダメか…。美空は肩を落とすが、戦兎だけは開発のヒントを手に入れたように目を輝かせ…。
公式サイトより引用
「西都のスパイは探さなくていいのかよ」という万丈の問いに「その件は任せてくれ」と答える戦兎。このようすを見ると、あぶり出し作戦の目処がついているのだろうか・・・。任せてくれってことは「自分ひとりでやる」って意味だし。つーかこの会話を見る限り、当然かもしれないけど、戦兎と万丈はお互いがスパイでないって確信してるあたりが愛おしいぞ。
戦兎のみーたんデフォルメモノマネやばい。煽りがすごい。なんか初期のわちゃわちゃ感があって嬉しい。
そして突然の総集編。今までのシーンを振り返りながら、フルボトルの性能、基本は有機物×無機物だけど、有機物同士のかけ合わせも可能だよ、という視聴者に親切な解説付き。この解説のおかげで、この後の新アイテムのからくりも分かりやすかった。
この解説も戦兎と万丈の漫才が見られて嬉しい。おばちゃんこの平和が好き。
紗羽さんへの着信。不穏な空気。おいこいつスパイだろ・・・確定演出だろ。
みーたんによって新たなボトルが生成される。しかしそれは色違いのラビットボトルだった。さっそくドライバーに差し込んでみる・・・。このシーン、戦兎と万丈がニッコニコでドライバーを見守ってて「おもちゃにワクワクする男子」って感じで可愛かった。かわいい。つら。久しぶりに戦兎の髪が立ってて嬉しい。
わたしは見逃してないよ・・・戦兎とみーたんの痴話喧嘩を後ろで見ている万丈が微笑んでいたのを・・・戦兎とみーたんがわちゃわちゃしてると万丈も嬉しいよね。わたしも嬉しい・・・
そんな研究室に紗羽さん登場。「新アイテムの開発を手伝いに」っていうのがもう怪しい。なんで新アイテムの開発中なのを知ってるんかーい!ってなるでしょ。
カシラと万丈の秘密の特訓
カズミンがスカイロードにいるという情報を聞き、向かう万丈。(このくだりめっちゃ良いエピなのに公式ストーリーに書いてないの解せぬ)そこでは、カシラが三羽ガラスの墓を作っていた。
「バカ野郎・・・みんないなくなっちまいやがって」
三羽ガラスのドッグタグ3枚を供えるカシラ。形も残らず消滅したので、遺骨の代わりに、と。万丈は「跡形もなく消えちまうってのはずるいよな。いなくなった実感がわかねえっていうか・・・」と呟き手を合わせる。
立ち上がり「さぁ、実験を始めようか」と告げる万丈。クローズチャージとグリスは戦えば戦う程に強くなる。それならば代表戦まで戦い続けてハザードレベルを上げてやろう、と。カシラは「面白えじゃねえか。あとで吠え面かくなよ」と言いやる気になる。変身の際にボトルを振る万丈。すると中から妙な音が聞こえる。中身を確認すると、盗聴器が仕掛けられていた。
もうこのシーンすごーーーーく良いよ????そもそもカシラのことが気になって万丈がスカイロードに行くって時点で◎!!(まあスパイを疑っての尾行かもしれないけど・・・)
そこでひとりでお墓を作ってあげてるカシラも◎だし、そこで手を合わせてくれる万丈も◎・・・!大切な人が消滅してしまう悲しみは万丈が一番理解できるもんね・・・。このシーン、カシラの「(このバカも良い所があるじゃねえか・・・)」っていう心の声が聞こえる。そんな表情でした・・・思いやりの心。好き←
カシラは、万丈も大切な人(恋人)を失ってるってことを知ってるのかな。こっそり戦兎から聞いていたりするのかな。というかルパパトも含めて特撮は大切な人が消滅しがち・・・
「さぁ、実験を始めようか」って戦兎の決め台詞を言っちゃう万丈、可愛くないですか??悶えたんだけど。そしてカシラとの秘密の特訓を申し込む。あーーーーーーーーーーーーーとても尊い。いがみ合う2人が共通の目的の達成のために団結する感じが好きすぎる!!!素晴らしい!!!カシラもちょっと元気出てるし。万丈ありがとう!
そしてまさかの、万丈のフルボトルに盗聴器が仕込まれていたっていう・・・。うそーん・・・。ということは、西都への情報漏洩のメインはこの盗聴器だったってこと?スパイは「作戦を知りうる身近な人物」というよりは「万丈のフルボトルに細工ができるほどの身近な人物」だったってことなのか。
紗羽さんに疑念を持つ戦兎?
強化アイテムの開発作業に入った戦兎を紗羽(滝裕可里)がサポート。難波重工の研究所の事故で命を落とした父親譲りのせいか、手つきも器用な紗羽だが、戦兎は当時の事故の犠牲者に「滝川」という名前がなかったことをさりげなく告げる。それは「滝川」が母親の姓だから…。そんな紗羽の答えをやり過ごした戦兎は、代表戦に勝ち戦争を終わらせるという強い決意を露わにする。
公式サイトより引用
いやもう疑念を持っていてくれ。警戒していてくれ。「紗羽さん器用だね(疑念)」であってくれ。
代表戦、始まるー第1戦 グリス対エンジンブロス
いよいよ東都と西都のライダー代表戦が始まった。第1戦はグリス対エンジンブロス。一海はグリスに、雷(奈須田雄大)はエンジンブロスに変身。エンジンブロスは兄・風(足立理)との幼い頃から現在までの思いを背負いグリスに襲いかかった。身寄りのなかった兄弟は難波会長(浜田晃)によって養護施設に引き取られ、幼い頃から難波のために“兵”として訓練を受けてきた。
「すべては難波重工のために!」
難波会長のために、絶対に負けるわけにはいかない、と。しかし、戦いに賭ける思いの強さではグリスも負けてはいなかった。赤羽(栄信)、青羽(芹澤興人)、黄羽(吉村卓也)…。今は亡き愛すべき仲間の思いを背負ったグリスは怒りの鉄拳をエンジンブロスに叩き込む。
「友情、厚情、激情!今の俺は負ける気がしねえ!」
形勢を逆転したグリスの必殺技が炸裂!エンジンブロスは変身解除に追い込まれ、第1戦はグリスが勝利を手にする。公式サイトより引用
も~~~~~~~~本当にカシラのバトルかっこよかった。本当に良かった・・・(しみじみ)。黄羽の仇ならリモコンブロスをぶつけてほしかったんですけどね、それはまた今度ですよ!?
鷲尾兄弟は鷲尾兄弟で、事情というか生い立ちや覚悟があるんだよね。でも、戦いに賭ける思いはグリスだって強いよ。三羽ガラスの思いを背負ってるんだから。
カシラが「今の俺は負ける気がしねえ!!!」っていうの良くない?万丈の決め台詞言っちゃう的な???あれかな、この1週間、2人でみっちり特訓してたから、万丈の口ぐせがうつっちゃったとかだといいな(^ω^)カシラの「喉が心配だよお・・・」ってなるくらいの絶叫が好き。好戦的で荒くれ者感があって好き。
カシラは必殺技を繰り出し勝利≡┏( ^o^)┓≡┗( ^o^)┛≡┏( ^o^)┓
この必殺技、カラスみたいなんだね!?この必殺技の形から「三羽ガラス」を命名したのか、三羽ガラスがいたから必殺技の形がカラスになったのか・・・うーん激アツ。
カシラ、ドッグタグを握りしめすぎて手が傷だらけ・・・。「仇は・・・取ったぞ・・・」って満足気なのも良いです。あとカシラの変身からバトルから必殺技から最後のドッグタグ抱きしめから何から全部が色気!!!!大人!!!!エロい・・・←
「何で3人が笑ってあの世へいったのか、分かる気がするよ」って万丈は言うけどね、あなた黄羽の最期は見てないじゃない・・・。百歩譲って青羽は声色で分かったとしても(ガワのまま消滅)、黄羽は知らないでしょうが。視聴者か。視聴者目線なのか。
紗羽さんの裏切り、第2戦、開始
強化アイテムを完成させ、遅れて会場へやってきた戦兎も龍我、美空と勝利の喜びを分かち合う。が、戦兎を先に会場へと行かせた紗羽は強化アイテムのデータをコピー。そのデータを送り届けることを難波会長に報告する。実は紗羽も風・雷兄弟と同じ“難波チルドレン”の一員、戦兎らが探していたスパイだった。
そんな真実をよそに会場では第2戦。クローズチャージの戦いが始まろうとしていた。相手はリモコンブロス…ではなくヘルブロス!耳にしたことがない名前に戸惑う龍我の目の前でリモコンブロスとエンジンブロスが合体、ヘルブロスが姿を現した!未知なる敵の出現に衝撃を受ける龍我、果たしてその戦いは!?
公式サイトより引用
紗羽さんが難波チルドレンでスパイでした。というか鷲尾兄弟の回想で突然のネタバレ!この演出ウッヒョ~~~~!ってなった。こういう判明の仕方、好き!!結局は難波重工とズブズブだったのかよお!!!改心してねえ!!!!
しかも結構ノリノリでデータのリークしてたのちょっとショック。これまでの演出で、スパイ活動について迷いが出てきた風だったのに、結局は難波会長に褒められると嬉しくなっちゃうのね・・・
スパイ探しについて、明らかに怪しい紗羽さんという存在がいるのに「この中に裏切り者がいるーー」って煽って煽って、最終的に紗羽さんだったっていう。でもそこは子ども向け番組だし、ややこしくするよりも「思ってた通り、やっぱりこいつがスパイですやん^^^^」の方が番組の趣旨から逸れないのかなと思ったり・・・
あと戦兎のデータがまたコピーされてるじゃん!と思ったけど、同じミスを繰り返すわけないよなぁと願いたい。前回ドライバーのデータをマスターに盗まれたときは「(気付かなかったみーたんが悪いのではなく)油断していた俺が悪い」と言っていたけど・・・今回は何がしかの対策があったと思いたい。
[tensen]
第2戦はクローズチャージ対ヘルブロス。なんとリモコンブロスとエンジンブロスが合体してヘルブロスに変身した。
おいおいおいおい・・・ヘルブロス(地獄兄弟)はカブトだろお!?????矢車さんと影山だろ?????その固有名詞(?)使っちゃうの?????ゆるさないんだけど?????????
まとめ
次週は万丈は負けちゃうんだろうな・・・。次回予告の「俺が勝てば・・・」からの「戦兎リベンジの時!」とかギャグじゃん・・・。第3戦突入じゃん。かませ犬なの可哀想。でもげんとくんも強化アイテムのためのかませ犬なんだろうな・・・。
紗羽さんのスパイ発覚で何が辛いって、みーたんの女の子の友達がいなくなっちゃうこと。というか友情なんて最初からなかったんじゃんってなること・・・。北都との代表戦でみーたんのことなでなでして「いいお姉さんになったじゃないか」とか嘘だったのかよ・・・ショック・・・みーたんもすごいショックじゃん・・・・・・
紗羽さん最後どうなるんだろう。やっぱりじぶんで消滅しちゃうのかな。それとも何らかの理由でみーたんとかのことを庇って・・・とかなのかな。とにかく和解の道はないだろうよ・・・
[box class=”box29" title=”26話の萌えポイント”]
- せめて「筋肉」つけろよ
- 戦兎のみーたんモノマネ(煽り)
- 戦兎と万丈の解説漫才
- カシラと万丈の秘密の特訓
- 仲間の決め台詞をパクっちゃうライダーたち
- グリスの変身シーン好きです
- グリスの必殺技が尊い
- 仇を討って満足気なカシラ
- 地獄兄弟は矢車×影山しか認めません(過激派)[/[/box]li>